2022年末 ロンドン一人旅 4日目|クリスマス当日、サイクリング、カフェ
こんにちは!
今回はクリスマス当日の過ごし方について書いていきます。
日程としても折り返しとなる4日目のこの日。
過去の記事でも言及していましたが、クリスマス当日のロンドンはスーパー等も含むほぼ全てのお店が休業、ミュージアムも全て休館、公共交通機関も全てストップという状態になります。
徹底した祝日…!
そんなわけで基本的には観光らしい観光はほとんどできない1日なわけですが、それはそれで貴重だな〜と思って、この日なりにできることを探してのんびりと過ごしてみました。
初日から割とタフに過ごしてきていたので、この日は自分の身体を休める日にもしようと思っていて、睡眠時間もたっぷりとって昼前起床。
まずは昼ご飯を調達すべく、静まり返った街へと出発です。
実は一箇所だけ、クリスマス当日でも、24時間365日営業しているお店を知っていて、それがこちら。
Shoreditch にあるBeigel Bake。
ここはクリスマスに関係なく常に開いてるんです!
周囲のお店も閉まっている中ここにだけお客さんが集中していて、みんな考えることは一緒。
工事現場の作業員さんのような格好の方がとても多くて、ほぼ全ての人が休みを取るこの日にも働くみなさんに感謝ですね。
出来立てほやほやのベーグルが見えますね…美味しそう…🥯
私はこのお店のシグニチャーメニューであるソルトビーフベーグルと、サーモン&クリームチーズベーグルを注文。
(もしこのお店以外にどこも開いていなかったらというときのために2つ注文)
店内は数人くらいは立って食べられるようなカウンターがなくもない雰囲気ですが、基本的にはテイクアウェイのお店。
前回ロンドンにいたときも、もちろん来たことのあるお店ですが、あれからデリバリー用のアプリ等もできたようで、そのピックアップも絶え間なく来ていました。
ベーグルだけでなくちょっとしたスイーツなども売ってたりするので、そういうのも一緒に頼んでみるのもありかもしれませんね。
調達したベーグル片手に食べ歩きながら移動。
それにしてもここのベーグルはほんっとうに歯応えのあるモッチモチの食感で久々に食べると前回の記憶より美味しく感じました。
前回はもっと「普通」って思った記憶があるんですよね。笑
さて、本日のメインの目的はサイクリングです!
ロンドンではレンタルできる自転車のポートが東京以上にたくさんあり、非常に安く借りて乗り回すことができます。
普段のロンドンの交通量や人混みの中で自転車を乗るのは結構勇気が必要だったので、これまでは乗ったことはなかったのですが、この日のような人通り車も少ない日であればかなりハードルが下がると思い、念願の初サイクリング!
レンタサイクルの種類?も色々あるのですが、ポートの場所等はCitymapperアプリでも確認できますし、私は最もポピュラーなSantanderの自転車に乗るつもりだったので、Santanderアプリも入れてみました。(結論から言うと必須アプリではない)
ホテル周辺のサイクリングポートの位置は普段の行き来の中で何箇所か把握していたので、ベーグルを食べ終わったあたりで到着したサイクリングポートにて、いざ手続き開始。
ロンドンのレンタサイクルは一日2ポンド程度で乗り放題なんです!(ただし30分おきにサイクリングポートに入れ直す必要あり)
市内に割とポートは多くあるので、そこまで30分おきのリセットも難しくないかなと思います。
とはいえあとちょっとで30分になっちゃう…!みたいなタイミングでなかなか見つからなかったりするんですけど。笑
こんな感じのサイクリングポートがロンドンのそこかしこにあります。
マップで確認すればポートごとの状況(何台借りられていて、何台分のポートが空いているか)もわかります。
決済手続きが完了すると下の写真のようにコードが記載されたレシートが出てくるので、このコードを自転車の数字キーで入力して、認証が通るとポートから自転車が外せるようになるので、そうすれば完了です。
ご覧の通り日本の自転車とは異なりカゴはなく、フックのようなところに挟んで黒いゴムで縛るというか、抑えるような形になるので、乗せることも背負ったりすることもできないような荷物や、落ちたら困るような荷物は向かないです。
とにもかくにも自転車を無事レンタルし、サイクリングスタート!
事前に確認はしていたものの不慣れな交通ルール等に若干不安はありつつ普段とは違う速度で過ぎていく街並みが新鮮でした。
今回は営業時間等の影響を受けないところに行くしかないので、こちらに来てみました。
Leadenhall Market です!ハリポタのロケ地で、「漏れ鍋」の入り口がある場所として有名な、豪華なアーケード。
ロケ地としてだけでなく700年ほどもある長い歴史を持ち、修復等を繰り返しつつ重要文化建築物として非常に価値ある建物です。
パブや雑貨屋など様々なお店が立ち並ぶので、普段は活気あふれる場所です。
上の写真のようにクリスマスの時期は真ん中のドーム部分に大きなツリーが飾られているのですが、これは正直そこまで見応えのあるものではなく笑、個人的にはアーケードそのものの装飾や、骨組みの美しさに目を奪われました。
武骨なようで繊細、派手なようでバランスの取れた装飾…ヨーロッパの色々なアーケードを見たことがありますが、ここは規模自体は小さいながらもここだけの世界観というか、雰囲気が凝縮されている印象でした。
さて、再度自転車にまたがり、次に向かうはこちら。
初日にも来ましたが、St. Paul 大聖堂です。
クリスマスイブからクリスマス当日にかけて、クリスマス祈祷などを行っているそうで、一般客も参加できるものが多いようです。
私が行ったタイミングでは時間帯的に一般客は入れないようだったので、残念ながら中には入れず…
この日も外観だけを楽しんで退散です。
ただ、同じような目的の人が多かったようで、人出のないロンドンにおいて、ここにだけ人がたくさん集まっていました。
ということでさらに周辺をぶらぶらしていたところなんとクリスマスにも開店しているレストランが!
有名シェフのゴードン・ラムゼイ氏のプロデュースする Street Pizza というレストランで、唯一ここだけが営業していました。
結果的にここにだけお客さんが集まるという。
聖ポールから徒歩圏内なので、気になる方はぜひ。
私はお腹も空いていなかったので、「クリスマスにも営業している店」という情報だけいただいて帰りました。
本来は他にも色々ロンドン中サイクリングしてみようかとも思っていたのですが、ロンドンの凸凹道を自転車で行くのが想像以上に体力を消耗し、前日までの疲れと翌日からの予定も鑑みて、この日はさっさと帰って休むことにしました。
そして帰りも自転車に乗るか迷ったものの、腰が痛くなりそうだったので結局徒歩で帰るという…
徒歩好きすぎる。
徒歩で1時間くらいかけてホテルまで帰りました。
ホテルに戻ったら時間的にお部屋の清掃中だったので、ロビーに併設されているカフェ・バーでのんびりすることにしました。
このロビーのラウンジエリア、とても落ち着く雰囲気で、とっても素敵でした。
いつもホテルに帰ってくるたびにくつろいでいる人たちがいて、気になっていたのでこの機会に利用できてよかったです。
ソファ席だけでなくカウンター席だと電源もあって色々と作業もできそうだったので、快適だなと。
クリスマス当日に開いているカフェもないので、ホテル内にあったのはとてもラッキー。
1時間歩いて流石に小腹も空いたので、スイーツもいただくことにしました。
私は定番のキャロットケーキ!
イギリスのカフェのブラウニーとキャロットケーキはハズレがないと思っているので、スコーン以外の焼き菓子が気になる方にはぜひ食べてみて欲しいです〜。
ふわふわ生地のキャロットケーキ、とっても美味しかったです!!そしてもちろんフラットホワイト。
ホテル内のカフェということもあってか接客もすこぶる丁寧&にこやかで、さすがでした🤍
ラウンジでお茶しつつ読書で時間を潰し、お部屋の清掃も終わったかなという頃に部屋に戻りました。
夜は昼に買ってあったベーグルの2つ目(サーモン!)や、前日までにスーパーで買ってあったフルーツなどで簡単に済ませました。
前日までのように忙しなく濃密な1日というわけではなかったけれど、身体も休められたし、何より普段は大忙しの大都会ロンドンの静かな姿を堪能できて、またとない経験ができたなぁという満足感たっぷりのクリスマスとなりました。
友達や恋人、家族と過ごすクリスマスも素敵ですが、1人で充実して過ごせる静かなクリスマスも好きだなぁと。
今回は前回までに比べると短く簡単な内容になったのではないでしょうか…!!!
最後まで読んでくださってありがとうございました🤍
次回からはまた精力的に動き回る大長文旅行記になるかと思いますが、よろしければまたご覧くださいませ!
それでは!