2022年末 ロンドン一人旅 8日目|ミュージアム、カフェ、ショッピング、帰国

こんにちは!

ロンドン旅行記もついに最終回となりました…!

今回は最終日、12月29日の内容について書いていきます。最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです!

厳密には帰国日は12月30日なのですが、帰国便が30日の朝だったので、実質29日が観光でいうと最終日となります。

 

最終日も変わらずのんびり起床、昼行動。

お天気は快晴とはいかないまでも晴れ間ものぞく様子で、悪くなさそうです。

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お昼ご飯は何にしようかと悩みましたが、ホテルから徒歩7〜8分ほどのところにある BAO NOODLE SHOP という台湾料理屋さんに。

シンプルでおしゃれな外観で、数日前にいった JOLENE からすぐの場所にあったのでその時から気になっていたんです。

調べたところ美味しくて人気そうだったのでいってみることにしました。

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12時過ぎにいった時にはまだ席の空きも余裕があり、すぐに案内してもらえましたが、その後どんどん埋まっていったので、やはり人気店のようです。

 

店名の通り、バオとヌードルのお店で、最初に店員さんが注文システムを説明してくれます。

このような注文票に自分で書き込んで店員さんに渡して注文する仕組み。

白い注文票の方は単品での注文時に書き込む方。

ベージュ?黄色?の注文票は平日日中限定のセットメニューを注文する場合に書き込む方で、少しお得になります。

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私はせっかくなのでセットメニューにしました。

バオは牛肉が入った Classic に、Xiao Chi(前菜、小鉢みたいなイメージ)は Smacked Cucumber、ヌードルは No Beef Noodle にしました。

食べ切れるか不安だったのでお肉は追加しなかったのですが、結果的にペロッと食べてしまったのでお肉も追加して良かったかも〜と後になって思いました…。

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後は烏龍茶だったかジャスミン茶だったかを注文。

きゅうりもバオもヌードルもめっちゃくちゃ美味しかったです!

洋食以外を食べたいなという気持ちも満たされ、味も濃すぎず辛すぎずであっという間に完食。

窓際のカウンター席でどんどん日が差してきて明るくなっていく景色を見ながらというのもまた気分が良く…。

 

ロンドンでお昼にセットで飲み物まで追加してサービス料込みでファストフードでもない場所で20ポンドくらいなので、かなり良心的だな…と感動。

お店も綺麗だし、店員さんも好印象(ただし説明とかはめちゃくちゃ早口)で超おすすめです。

私は Shoreditch のお店で食べましたが、ロンドン市内に他にも店舗はあるみたいです。

 

お腹を満たして向かうはこの旅最後のミュージアム

その道中からもうお天気も良くとっても気持ち良い景色…。最後の最後まで景色を目に焼き付けねば。

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お目当てはこちら。Sir John Soane‘s Museum(サー・ジョン・ソーンズ ミュージアム)!

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こちらも大英博物館やナショナルギャラリーほどの知名度はないものの非常に個性的で一度行けば忘れられないこと間違いなし。

外から見ると3軒ほどの建物に見えるのですが、中で繋がっているんです。

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ここは18〜19世紀の建築家、ジョン・ソーンの旧邸宅を用いたミュージアムで、彼個人に収集された美術品コレクションを展示している、ロンドンで最も小さな国立美術館

背景としては The Wallace Collection と似た印象を受けますが、中の印象は正反対と言ってもいいくらい癖の強い中身です。

主な所蔵品は古代の建築の破片、さまざまな骨董品、素描、絵画などですが、このミュージアムを最も個性的なものにしているのがその展示方法。

このミュージュアム自体がジョン・ソーン自身の設計によるもので、彼の目指す空間創造のためにあらゆる所蔵品が一切の時代や種類の区分なく混沌とした配置で所狭しと並べられています。

 

また、美術館は Private Acts(簡単に言えばイギリスにおいて特定の個人や団体にのみ適用される法律のようなものですが、説明するとややこしくなるのでWikiとかで気になる方は調べてみてください…)によりジョン・ソーンの死去した当時の状態ができる限り保たれることになっているので、当時の彼の思想というか、目指した世界観のオリジナルに近いものに触れられると思うと、またさらにその価値が貴いものに思えます。

 

このミュージアムの目玉と言えばやはり最も奥に位置するこの地下からの吹き抜けの展示室!

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薄暗くも天窓から日光も入る独特なライティングに、ぎっしりと並べられた骨董や彫刻が奇妙なような、不気味なような、それでいて魅力的な空間…。

主役は地下の真ん中に置かれた古代エジプト王セティ1世の石棺です。

これも大物ではあるものの、どーんと置かれているのでそこまでのすごい遺物とは思えないようなのがまた面白いところだなと(でもこれを手に入れた時は3日間くらいパーティーしたらしい)。

 

混沌としつつも埃っぽさや陰気な感じがないのがさすがというか、秘密基地に来たようなワクワク感があります。

建築、所蔵品、装飾等全てを合わせて総合的な芸術としていたということなので、個人所蔵のミュージアムの醍醐味がまさに感じられます。

個人的には最も没入感を味わえるミュージアム

 

以前は撮影禁止だった記憶ですが、今回行ったら上記の吹き抜けになっている展示のところはみんな撮影していて係員からの注意もなかったので、今は平気なようです。

ただし、今でも部屋によっては撮影禁止のところもまだまだあるので、係員さんや施設の案内をよく確認してください〜。

また、チケットの事前購入等は不要で無料で入れるミュージアムですが、内部自体がとても狭く、一度に入場できる人数が限られているため、必然的に多少の列ができます。

ただ、過去の経験上10〜15分程度で入れるはず…。

また、大きい荷物もNGなので入り口で預ける OR その他の荷物は渡されるビニールバッグに入れて鑑賞する必要があります。

 

この美術館も The Wallace Collection 同様そこまで規模が大きいわけではないので、体力を削りすぎずに楽しめます。

このミュージアムをたっぷり堪能した後に外に出ると中とのギャップでちょっと混乱するんですよね。

あまりにも「普通の邸宅」っぽい外観なので…。

 

最後のミュージアム鑑賞の余韻を噛み締めつつ、こちらも最後となるクリームティーを目指します。

少し風は強かったけれど、綺麗な夕焼け。

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着いたのは Soho に位置する MAISON BERTAUX というパティスリー(退店後に撮った写真なので暗くて申し訳ない)。

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1871年に開店したロンドン最古のフレンチパティスリーと言われていて、今でも大人気のお店。

もちろん日本でも有名かとは思いますが、特に韓国人に人気なのかなと思います。私も韓国語で情報収集する中で見つけたお店だったし、お客さんの3〜4割くらいは韓国人でした!びっくり。

 

店内は可愛らしくも素朴な雰囲気で、肩肘張らずにリラックスできます。

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店員さんもとっても親切な接客をしてくださるので、そこもこのお店が人気の理由。

もちろん一番は美味しいスイーツです!

お持ち帰りも可能で、この時間はかなり売り切れが目立ちますが、本来はたくさんのケーキや焼き菓子が並んでおり、何を食べようか悩んでしまいます。

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私はもちろんスコーンと紅茶。最後のクリームティーをたっぷり味わいました…!

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ティールームでのかけがえのない時間を過ごし、ディナーまでの時間で、最後にまたお買い物を。

Boxing Day に見て悩んでいたものを結局どれを購入するか決めたので買いに行きました。

LONGCHAMPの白いハンドバッグ!いわゆる定番のデザインでないのと、日本で定価で買うよりも半分くらい安かったので、これは便利だし長く使えるな、と思い購入。

今でも制服のごとくヘビロテ(死語か…?)してます。

あとは Liberty London でお土産を購入。

 

そろそろディナーの予約時間になったので、最後のディナーに向かいます!

かの有名な Richoux に来ました!

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Fortnum & Mason の並びにあり、ロケーションが完璧。最後の晩餐は定番の人気店で食べるか〜と思って予約していたんです。

生の魚や肉があると絶対に選んでしまうので Raw Tuna and Watermelon をスターター代わりに、メインは Flat Iron にしました。

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ミディアムレアで注文したのですが、焼き加減も良く、人気店の期待を裏切らず美味しかったです!

 

結構お腹いっぱいにはなったんですが、せっかくなので欲張ってデザートまで注文することにしました。

お隣のご夫婦が食べていたアップルパイが美味しそうに見えていたのでそれにしたのですが、いざ来たものを見ると1人にはなかなかのボリュームでした…。笑

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流石にアイスまでは食べきれなかったのですが、最後の夜まで後悔なく食事を楽しめました!

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今回のロンドン旅行はずーっと美味しい食事を楽しみ続けられたので、良く聞く「イギリスはごはんがまずい」なんてこともなくとてもご機嫌に過ごせました!日々のリサーチの賜物。

 

食事後は真っ直ぐホテルに帰るのも寂しくて、あてもなくフラフラ散策したり、スーパーをまわって家族へのお土産のお菓子を買ったりしてちょっとでもロンドンを味わう時間を延ばそうと足掻いておりました…。

 

しかしながら荷造りがゼロなのと、大量の購入品の整理が待っており、また翌日は5時くらいに起きねばならないというミッションがあるため、渋々ホテルに帰着。

シャワーを済ませいざ荷造りを開始しようとしたのですが購入品を並べてみたところなんとこんなに買っておりました…。

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個人的に無駄遣いはしてないんですが、あまりのトートバッグの多さには流石に笑いました。一体何が起きているんだ。

 

ちなみに巨大スーツケース2つを自力で空港まで運ぶのは無理だと確信し、ホテルに帰ってきた段階でフロントに明朝6時にタクシーを呼んでもらうよう頼んでおきました。判断が早い。

ひぃひぃ言いつつ夜中にやっと片付け終わり、もはやオールしようかとも思ったんですが、それはそれで体力がきついので何重にもアラームをかけて仮眠をとることにしました(本当に寝過ごさないか緊張していたので一発で起きた)。

 

結局タクシーを呼んだのは大正解で、荷物を自力で運んだのは部屋からフロントまでと、空港ロータリーから預け入れカウンターまでで済みました!(そのほかはホテルスタッフやドライバーさんが運んでくれました)

タクシーでも大爆睡で、空港に着いたらドライバーさんがめちゃくちゃ優しく起こしてくれました。笑

 

ヒースローは早朝から大混雑で、どのカフェも朝ご飯を求める人で大行列、ベンチもかなりの数埋まっている状態で、コロナの規制がほぼ撤廃された海外の巨大ハブ空港の様子は圧巻でした。

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ましてやこの日から数日また空港でもストライキが予定されていたので、入国列などは大混乱だったのでは…。

ストライキ頻発の時期に奇跡的に回避した日程で旅行できて本当にラッキーでした。特に飛行機キャンセルは笑えないので…。

 

最後の最後、空港でもさらに免税店ショッピングをダメ押しで楽しみ、名残惜しさもありつつ、満足感いっぱいで帰国便に搭乗しました。

ちなみに今は羽田もかなり混んでいるようですが、この時は隣の席も空席だったので、往復便どちらも横列占領してくつろぐことができました。

これは飛行機から見えた大晦日の朝の富士山。

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こうして無事に何事もなく日本に帰国。ロスバゲなどもなく、100%幸福感でいっぱいの旅行になりました。

約6年半ぶりのロンドンでしたが、相変わらず私の愛するロンドンのままで、前回よりも歳を重ねたことでまた違う楽しみ方ができたり、また違う考えが浮かんできたりと、ますます愛が深まる旅行でした。

かなりお金が飛びましたが笑、心身が参っていた時期に思い切って飛び出して本当に良かった!

 

ゆっくりペースでの更新でしたが、ブログを最後まで読んでくださった皆様も、本当にありがとうございました。

またどこか旅行に行った際には更新するかもしれないので、ぜひ遊びに来てください!

それでは!

 

 

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2022年末 ロンドン一人旅 7日目|ミュージアム、本屋、ショッピング

こんにちは!

少しお久しぶりとなりましたが、ロンドン旅行記、続きを更新します〜

今回は7日目、ロンドン滞在も1週間目となりました。

もうすぐ旅行も終わっちゃうよ〜という寂しさも感じつつ…最後までしっかりと楽しんでまいります。

 

この日も10時くらいに起床。

朝活ができたらな〜と思い続けた旅程でしたが 元々夜型&体力不足&アドレナリンだけで乗り切っている という状態なので、もはや朝活は無理と結論づけて午前中はのんびり過ごすことにしました。

前日の日中はお天気でしたがこの日は生憎のお天気。

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雨だけでなく風も結構強く、片手に傘、片手にカメラで撮影するのはなかなか大変でしたので、写真が乱れがちになってしまったのはご容赦ください…。

 

この日の目的地はもちろん(?)美術館。

Marylebone というエリアにあり、他にもこのエリアで好きなお店がいくつかあるのでまとめて回る予定です。

まず最初に向かうは DAUNT BOOKS という本屋さん(雨風に煽られていたため外観の撮り方がひどくて申し訳ない)。

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前日に行った Waterstones とは異なり個人書店で、ここも大変人気で世界中からお客さんが来ます。

まず店構えやディスプレイが素敵だし、もちろん店内も最高に素敵!特にホリデーシーズンはツリーが飾られるのでこれがまたいっそう空間を

温かみのある雰囲気で、幅広いジャンルの本がぎっしりと並ぶ店内でじっくりと本を選べます。

地下に続く階段もまた本屋さんへの期待感を高めてくれるエッセンスになっている感じ。
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クリスマス関連の本の特集コーナーができていて、ホリデー気分をさらに高めてくれるなんとも可愛らしい一角になっていました。

装丁が可愛すぎる…。

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またなんといってもこの書店のグッズが!本当に素敵で!

トートバッグが有名なんですが、色展開も豊富、マチも大きくて中に小さなポケットまで付いている、丈夫な生地、肩掛けできる持ち手の長さ、もちろんデザインも最高に可愛くて、大好きなんですよね…。

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(※写真は公式サイトから)

前回5〜6年前に来た時に緑色を買って、それはそれは使い込んでまして、そろそろ買い替えたいなというタイミングだったので、友達から頼まれた分も含めて新調しに来ました。

また、今回は自分用には緑色(この深緑が最高に可愛いんです…)だけでなく青緑色?のものも購入。

友達分と合わせてトートバッグを3つ、そして他の書店同様本も1冊購入したところ、このトートバッグとは別のもっと薄手でお手頃な価格のトートバッグも入れてくれたので、「それは売り物だと思ってたんですけど、おまけでくれるんですか?」と聞いたところ「40?50?ポンド(記憶が曖昧)以上購入した人にはプレゼントしてるんですよ」とのことで、意図せず追加で1つトートバッグをゲットできちゃいました。ラッキー!

細々とデザインの種類があり、オンラインで本だけでなくトートバッグも買えるので、ぜひチェックして見てください!

このMarylebone以外にも店舗はあるのですが、やはりこの店舗が至高です。

いつもお客さんでめちゃくちゃ賑わっていて、とても忙しいだろうにも関わらず、いつ行っても店員さんがとてもにこやかに接客してくれるところもこの本屋さんが好きな理由のひとつです。

Daunt Books for Travellers | Independent Booksellers London

 

久々の DAUNT BOOKS を堪能して、空腹を抱えて次の目的地へ。

時間もちょっと遅いうえ、お昼を食べたいと思っていたお店が大混雑(予約不可)で最低でも30分は待つかもと言われたので、今回は諦めてミュージアム内のカフェで食べることにしました。

本当はお昼は別のところで食べて、このカフェではお茶したかったのですが…時間も時間だったので。

本日のメイン目的地はこちら!

The Wallace Collection です!外観からしてなんて Pretty なのでしょう…。

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元々は19世紀に設立された貴族の邸宅で、その個人のコレクションが今は政府に寄贈されており、邸宅をミュージアムとしてなんと無料で公開されています。こんなにも無料のミュージアムがあって良いのかと天を仰いで感謝いたします。

もちろん今回も10ポンドほど寄付しました。これからも一生見たいので。

この美術館のコレクションは持ち出されることが許可されていないので、他の美術館に貸し出されることもなく、このミュージアムの所蔵品を見たければここに来るしかないという、とても貴重な機会なのです!

 

展示品は主に絵画作品、家具、武具、甲冑、磁器などなのですが、それらの展示のされ方がとにかく美しい。

邸宅がミュージアムになっているということを最大限に活用していて、それはそれは瀟洒で豪奢な空間に詰め込まれています。

エントランスを入ってまず目にはいるこの大階段から期待が持てると思いませんか?

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展示品が空間を、空間が展示品をそれぞれ引き立てているといいますか…間違いなく華やかで世にも豪華であるにも関わらず、決して派手で下品にはならないというのがこのミュージアムの素晴らしさ。

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また、書店もそうでしたが、やはりこの場所にもクリスマスツリーが!

この空間に背の高い贅沢な装飾のツリーが飾られているとまるで映画のようです。これが入館して最初の部屋にあるんですから、入ってきた人はみんなうっとりしていました…もちろん私もその1人。

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前述の通りまずはお昼を食べなければならないので、一旦鑑賞を後回しにして邸宅の中央部分に位置するカフェに。

このカフェもとっても素敵!V&A のカフェの次くらいに(正直)好きな場所です。

外観同様ピンク色の壁(しかしラブリーすぎない)、高い吹き抜けのガラス天井のおかげで開放感ある温室のようになっており、この日は悪天候だったものの、晴れの日はもっと明るい雰囲気になります。そしてセンスよく緑が散りばめられているので「きちんとした」雰囲気の中でもリラックスできるカフェだなと感じます。

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ここでクリームティーをするのが好きなのですが、今回はサンドイッチにしました。

このカフェは開館の朝10時から開店していて、モーニングメニューもあるので、開館と同時に来てまずは朝ごはん、という楽しみ方もできます!

お食事も美味しいです。

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お腹を満たしたら、いざ鑑賞開始!

所蔵品で言うとこのミュージアムのコレクションが一番好きなので、お気に入りの写真が多すぎてどうしましょう…。

いくつかランダムに写真をシェア。

この天使像ですが、彫刻本体はもちろん後ろの壁のタイルもとても印象的だと思いませんか?

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ガイドによるとこのタイルの壁はこの彫刻が置いてある展示室の一角のみになっていますが、かつては展示室の壁全体がこのタイルで覆われていたそう。邸宅時代には Smoking Room だったそうです。

こういった名残が感じられるのもまたロマンですよね。

ミュージアムショップではこのタイル柄のトートバッグが売られていて、そちらを購入いたしました。Yay

裏地もついているしっかりした縫製のもので、お気に入りです。

 

そして私がここでいちばん好きなのは武具・甲冑コレクション!

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これほどまでのコレクションは他の有名な美術館でもなかなかまとめてみられないのでは、と思っています。

一番大好きな銃のコレクションは今回なぜか Close していて涙涙でしたが、甲冑や別の展示室にある銃、装飾的な剣などが山ほど見られて大満足でした。

こんな格好良く展示されている甲冑騎馬?見たら私のなかの童心が大暴れです。

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The Wallace Collection は2階建てで、2階は主に絵画が展示されています(そしてまるで普通の家具かのように美しいチェストやサイドテーブルなども展示されている)。

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基本的にはそれぞれの展示室は小さな部屋で、このように各部屋の壁紙の色が異なり、ドア越しに異なる空間美を楽しめるのですが、2階の奥は広間のようになっていて、広い空間にたくさんの絵画が展示されており、壮観です。

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私のお気に入りはまた挙げたらキリがないですが、この2点。

このミュージアムの所蔵品でもっとも有名と言えると思いますが、まずはフラゴナール(J. H. Fragonard)作の「ブランコ」(The Swing)。

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誰の作品か、やタイトルを知らなくてもなんとなくこの絵は知ってる!という人も多そう。

メルヘンな雰囲気が可愛らしいですよね。

華やかな色使いや雰囲気がこのミュージアムにぴったり。

お次はこちら。ジャン・ラウー(Jean Raoux)と言う画家の「鏡を見る女性」(Lady at her Mirror)。

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この画家は「怖い絵」シリーズで有名な「ソロモンの判決」の画家として有名ですが、この絵はどこか神秘的で艶やかな雰囲気を纏っており、思わず目を引きました。

また、なんといってもこの絵に描かれている鏡(全く同一の鏡ではないかと思いますが)がこの絵の真下に展示されており、ミラーセルフィーを撮ったり、まるで絵の再現を自分自身でできるような展示のセンスに脱帽しました。

こういうところが好き!

 

The Wallace Collection は個人の邸宅だった場所なので、大英博物館のように広すぎることもなく、じっくり全体を見て回って疲れすぎない規模なのがとても良いんですよね。

正直なところあまりにも大きいミュージアムだとどんな作品を見たのか実は記憶が曖昧になったり、疲れすぎて途中から適当になったり…

The Wallace Collection は展示数としては充分に満足できる充実度であるのと同時に広すぎず、とてもおすすめ。

そんなわけでたっぷりと美を堪能し、美術館を出た頃にはすでにすっかり日も暮れておりました。

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ディナーはもちろん予約してあったのですが、予約時間までまだ時間があったので、Marylebone でお店をいくつか見て回ることにしました。

素敵な食料品店がいくつかあるので、特に目的はないもののぐるぐると見たり、あとはこちら、The Conran Shop

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東京にもありますが、この店舗は3〜4階建てでかなり見応えがあります。

家具から雑貨まで、いつか叶えたいドリームハウスを脳内に浮かべつつ…お金とスペースのある方はぜひ…(?)

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ディナーのお店はSohoにあり、徒歩圏内(20分くらい)だったので、温かい飲み物でも買って歩いて行くことにしました。

カフェはこちら。MONOCLE CAFE。

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ショップに関してはここも東京にあるので、ご存知の方もいるのでは!

ここは以前も来たことのあるカフェ。いつも通りフラットホワイトを注文し、体を温めながら移動。

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しかしながらSohoが近づくにつれて人もどんどん増えていき、歩くのもなかなか大変なレベルでした…。

ようやく辿り着いたのはこちらの maresco というレストラン。

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最近人気のスペイン料理店ということで予約しておきました!

店内はそこまで広いわけではないですが、シンプルで清潔感があります。

地下にも席があるようなので、思ったより人は入るのかも?

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こちらの店員さんもフレンドリーで「なんでも聞いてね!」という感じだったので、私も1人客でカウンター席だったこともあり何を頼むか相談しつつ決定。普段は全くお酒飲まないのですが、せっかくだしもうすぐ帰国ということもあり、こちらも相談しつつ軽めのお酒を注文しちゃいました!

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お料理はパン・コン・トマテ(大好き)、サーモンタルタル、お豆のサラダ。

どれも美味しかったです!それぞれ味付けが強くないのが胃に優しくて良かったです。

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お腹も満たし、またいつも通り(?) Whole Foods でデザートも調達し、満足してホテルに帰着!

今回のブログはここまで。ついに次の日が最終日となってしまいます…うわ〜〜ん!

今回も読んでくださりありがとうございます!

ぜひ最終回までご覧いただければと思います🤍

では!

 

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2022年末 ロンドン一人旅 6日目|ミュージアム、朝カフェ、ショッピング

こんにちは!

前回の記事ではボクシングデーの過ごし方について書きましたが、今回は12/27、6日目の旅程について書いていきます!

クリスマス休暇の12/24〜12/26が過ぎて、休業・休館していたお店や施設も、(年を跨いでの休暇になっている場所以外は)多くは通常営業に戻ります。

 

私も数日間行けていなかったミュージアムに再び行けるようになるのでワクワクです!

また、行きたいミュージアムの方面に合わせて、その近くに行きたいカフェもあったので、そこで朝カフェをしてからミュージアムに行く計画です。

 

この日も穏やかに晴れていて心地いい朝でした。

奥に見えるでかでかと TEA building がアイコニックですよね。(特に何かお茶に特化した施設というわけでもないっぽい)

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といっても相変わらず寝坊して、本来出たかった時間よりも30分以上遅れているんですけど…。

ミュージアムのチケットは予約時間以降であれば何時でもいいものなので、まぁ気にせず行こうと思って出発です。

 

まず最初の目的地であるカフェですが、こちらの Dillons Coffee です!

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もともと本屋さんに併設されたブックカフェ?が好きなのですが、このカフェも結構大きめの Waterstones に併設されていて(というかもともとは Dillons という本屋さんだったのかな?)、しかもこの Waterstones の建物がめちゃくちゃ格好いいんです…!

この Waterstones に来て買い物をすることを事前に決めていたのでピカデリーの巨大店舗に行った時に何も買わなかったというわけです。

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この店舗は Gower Street で検索すると出てくる店舗なのですが、このかっこいい建物は1908年に建築されたようで、120年近い歴史のある建物というわけです…!

周辺にはUCLやSOAS等の有名校が並んでおり、静かで綺麗な通りで、「見るからに教育レベル高そ〜…」という浅い感想が浮かんでおりました。

UCLの見た目もかっこ良すぎますね…。

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まずはカフェで腹ごしらえ。

スコーンがあったので、迷わずスコーンと紅茶を注文し、朝からクリームティーとさせていただきました。

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カウンターの席には電源もあり、快適な作業空間…!

他にもパソコンを開いて作業する人々が何人かいらっしゃいました。

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窓が大きいので店内が明るくてとっても居心地が良く、また目の前の通りを行き交う人々をぼーっと眺めるだけでも楽しく時間が過ごせるような空間でした。

ここは本当にまた行きたい!

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お腹を満たし、本格的に書店内の探索をスタート。

この建物内には中古の本やレコード屋さんも入っていて、専門書も充実しています。地下にはギャラリーとかもあ離、しばしばイベントも開催されているようです。

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店内の至る所に居心地の良さそうな読書スペースがあり、私も本を選びつつしばしそこで試し読みなどをしていました。

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最初に決めた本を片手に他にも面白そうなのはあるかな〜と店内をぶらついていたところ、すれ違った書店員さんに「いいチョイスだね!その本すごく面白いよ!」と言っていただけてテンションアップ。

書店員さんの太鼓判は間違いないですからね。

店内は本でぎっしり、そして各コーナー書店員さんたちのこだわりが窺える装飾や選書の並べ方で、チェーンの Waterstones といえど店舗ごとに異なる個性が見えてグッと来ました。

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地下1階、地上4階の書店なのでぐるっと見て回るだけでもかなりのボリュームで、すっかり長居してしまいました。

10時台のミュージアムチケットをとっていたのに気づけば一時間ほど押していたのでした。

ここでは結局本2冊と、そしてもちろんトートバッグを購入しました。

本が分厚いので一日この重さを持って歩くのに若干の不安はありましたが…こればかりは仕方ないですね、譲れないので!

 

そして次に向かうはミュージアム

この Waterstones の近くにあるミュージアムというのは、そう、大英博物館です!

入場列が長いというのは事前の噂で知っていたものの(以前から入場列は長いのです)、実際行ってみてびっくり。

その時の自分のインスタストーリーですが、こんなところまで列が伸びていたのでした。

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朝一はもっと長くて、角を曲がったところまで列があったそう…。

私は事前にチケット取っていましたが、当日のウォークインもOKだったので混んでしまうわけですね。

まぁ、ただ実際には列に対してそこまで長く待つわけではない(30分とか?列の見た目的には1時間くらいかかりそうに見える)記憶なので、あんまりビビる必要はないかと思います。

ちなみに私はゲートくらいまで行ったところで、チケット持っている人は別の列が用意されていた上、そこには1人も並んでいなかったので、実際には1分も待つ必要がなかったということに気づきちょっとイラッとしたのですが、まあそれでもゲートからミュージアムの入り口までの列はスキップできたのでよしとしましょう…。

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大英博物館といえばやはりこのエントランスの迫力と美しさですよね…。

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いつみてもこの建築センスには圧倒され、恍惚感を覚えます…。

 

目玉展示の一つであるロゼッタストーンはこの時の特別展であったヒエログリフ展?の方に行っていたので、いつもの常設のエリアにはなく、少し残念でしたが、もう何度も見たことはあるものなので、まあいいかと気を取り直し…。

私エジプトの歴史やミイラがめちゃくちゃ好きで、高校時代は独学でヒエログリフを勉強してちょっと読めていたことがある(今はほとんど忘れてしまったんですが…)人なので、この日もワクワクで、足元はこっそりとヒエログリフ柄の靴下を履いてきておりました!

エジプトの展示を見ながら時折自分の靴下もみてニヤニヤする大変有意義な時間でした。

 

大英博物館は盗品博物館とも皮肉られることもあるように、実際に歴史を振り返るとここまでの圧倒的な所蔵品数の背景には他国への侵略や略奪行為といった側面を無視することはできないわけですが、今後そういった略奪によって大英博物館に所蔵されている作品は、元の持ち主である国に返却していこうという動きがあるようですね。

私も以前ギリシャに行った時にガイドさんが「イギリスは僕らの歴史的な遺産を盗んでいるだけ」と怒っていたのを印象的に覚えているので、必然的な流れかなとは思います。

 

この一連の彫刻作品も今後ギリシャに返される予定になっていた気がします。

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ギリシャとしてはようやくあるべき場所に戻ってくるという気持ちでしょうし、とはいえこの作品の展示されている部屋は、作品本体だけでなく、広い展示空間も含めて作品を際立たせるような構成で好きだったので、一抹の寂しさを感じたことは否定できません。

この場所で見られるのは最後かもしれないタイミングで来られたのも何かの縁と思い、しっかり目に焼き付けて来ました。

 

さて大英博物館でもしっかりとトートバッグを購入し、一通り展示も楽しんだ上で時刻は3時近くになっていたのですが、お昼を食べておらず、流石に疲労困憊となっていたので、軽食を食べに博物館を後にしました。

大英博物館内にもいくつかカフェやレストランはあるのですが、大英博物館は他のミュージアムの比にならないくらい大混雑だったので、席がどこにもなく…

Covent Garden が徒歩圏内なので、せっかくなので散策がてらそのエリア内で適当な場所に入ることにしました。

これは我ながらお気に入りの写真で、ホーム画面にしております…。

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入ったのはこちらのベーカリー。

Chestnut Bakery というパン屋さんで、可愛らしい外観に惹かれて入りました。

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時間が時間だったのと、なんとパン屋さんとしては致命的なことにオーブンの不調(!?)で普段より出ているパンがかなり少ないようでしたが、また他のパン屋さんを探すのも面倒だったので、こちらでラス1だったベーグルサンドをいただきました。

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注文・会計の列の前に並んでいたのが日本人の学生の女の子たちで、かなり片言の英語で四苦八苦しており、彼女たちの成長を応援しつつどうにもならなくなった時におせっかいが焼けるように後ろからめちゃくちゃ見守ってしまったので、不審者おばさんと思われてしまったかもしれない…。

疲れ切ったセルフィーを1枚…。

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軽くお腹も満たし、休憩も挟めたところで、次に向かうはお土産ショッピングです。

目的地は Fortnum & Mason です。こちらも前日まで休業していたので、この日に一気にここでのお買い物を済ましてしまおうということでやって来ました。

ちょうど移動するタイミングで雨が降り出してしまい、またロンドンにしては結構しっかり降ってしまったのでついてないなぁと思いつつ足早に移動。

到着してあまりの混雑に仰天…。なんとなく雰囲気伝わりますでしょうか…。

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このお店が混んでいないことなどまぁないのですが、それにしても大英博物館といい、Fortnum & Mason といいあまりの人波にたじたじ。

そしてこの2大混雑スポットに行ってようやく自分以外の日本人観光客を目にしました。

それくらい日本人の海外旅行客はまだまだ少ないですね。

話が逸れましたが、なんとか人ごみをかき分けつつお目当てのものを探していき、酸欠になりながらお会計を済ませました。

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店内の大体の配置をもともと知っていて、また買うものが決まっていたのがせめてもの救い。

あの中で色々と迷ったり探したりするのは相当骨が折れますね…。

他にも店舗はあるにはあるのですが、やはり本店の雰囲気(特にクリスマスの装飾がある時!)が華やかで好きですし、どうせ来るならこの本店に来たいですよね。

なにしろクリスマスの装飾がダントツで素晴らしいので!

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ストーリー仕立てのようになっているショーウィンドウは特におすすめ…!
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この Fortnum & Mason の1階の紅茶等の売り場以外、他のフロアは紅茶以外の商品や他ブランドの売り場が入っているデパートなので、人避けも兼ねて上階を探索。

そちらでうっかり(?)、めちゃくちゃ可愛い刺繍のポーチに一目惚れして買っちゃったりしつつ、お買い物を完了しました。

 

この日の夜ご飯は特に決めていなかったので、3時ごろに食べてしまったベーグルサンドがまだお腹に残っていたのと、1日で人酔いして早く休みたいという気持ちがあったので、どこかで適当に買ってホテルで食べることにしました。

ピカデリーには WHOLE FOODS があり、以前から何かと重宝していたので、今回もそちらに向かい、フルーツや、カウンターで注文するとその場で作ってくれるブリトーなんかを買って帰りました。

本2冊に山盛りの紅茶の箱、夜ご飯なんかで大荷物だったのでウンウンいいながら帰路につき、雨のせいでふやけた紙袋がホテルの目の前で破けて危うく荷物が持って帰れない大惨事になりかけて肝が冷えたり、ホームレスと名乗る男性にしつこめに絡まれてしまってちょっと困ったりなどありましたが、汗だくで無事帰着。

のんびりお行儀悪くベッドでぐだぐだしながらブリトーを食べ、重い体を引き摺りながらシャワーをなんとか浴びて爆睡いたしました。

 

比較的のんびりしていたここ2日間から一気に叩き起こされるような1日でしたが、数日ぶりとなるミュージアムや、念願だった Waterstones の店舗に行けて、この日も大満足の1日を終えられました。

 

今回も長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございます!

残りもあと2〜3日分となりますので、ぜひ最後の1日分まで読んでいただけたら嬉しいです🤍

ではまた!

 

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2022年末 ロンドン一人旅 5日目|ボクシングデー、ショッピング、カフェ

こんにちは!

今回は12/26、ボクシングデーの過ごし方について書いていこうと思います。

前回の記事でクリスマス当日の静かなロンドンでの過ごし方について書いていましたが、翌日の26日はBoxing Dayと呼ばれる日で、1年で最もお得なセールの日とされています!

なのでこの日に合わせて前日までの静けさが嘘のようにみんな街に繰り出してお買い物に興じるわけですが、私も特に決まった目的はなかったもののせっかくなので色々とハイブランドのお店でお得な買い物ができないかな〜という気持ちで出かけて見ることにしました。

とはいえ前日(というかクリスマスイブ)までにも結構あちこちで大規模なセールは実施されていたので、実際にBoxing Day当日にどれくらいお得になるのかはよくわかっていないのですが…。

 

Boxing Dayはまだ美術館等の施設は休館なので、そんなに張り切って回りたいところもないな〜と思い、この日もゆっくり起床。

昼前くらいに起きたところ、なんとまぁ素晴らしいお天気!

こんなに日光が浴びられるならもっと早く起きればよかったな…なんて今更すぎることを考えながら外出準備をしました。

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お昼を食べる場所を特に考えていなかったのですが、そういえば気になっていたファストフード店があったなと思い出して、そこでクイックにお昼を食べることにしました。

ホテルの最寄駅、Liverpool Street Stationすぐ近くにある FIVE GUYS!

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FIVE GUYSはロンドン中にあるハンバーガーショップです。

飲み物やピーナッツ(?)がおかわり自由なのでそういったところもお得だからか人気。

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ハンバーガー自体もお肉がジューシーで、個人的にはマク○ナルドとかよりも美味しく感じます。

FIVE GUYS自体はイギリスではなくアメリカのチェーンなのですが、日本にも店舗展開しないかなぁ〜。

 

ハンバーガーでお腹を満たしたら、いざお散歩スタートです。

晴れていて、空気は澄んでいる感じはするものの、この日はとっても寒くて!

カイロを持っていて正解でした…1人で「さむ〜〜〜い!!」とか言いながら歩いていました…。

 

目的地は Tower Bridge です!

泊まっているエリアが Shoreditch のあたりなので Tower Bridge とかにも割と徒歩でいける範囲にありました。

Tower Bridge 方面ということはすなわちロンドン塔があるということで、そちらも含めてぐるっと辺りを散策するつもりです。

ロンドン塔もこの日は特に開いていないので本当に周りをぐるっと歩くことしかできないのですが…ロンドン塔も歴史にすごく興味があって色々と調べることは昔から好きだったのですが、なんだかんだと内部の見学に行ったことはなく、いつかは必ず行きたいな〜と思っています。

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ロンドン塔って、「塔」という表現で想像するような細長い建物ではなく、もともとお城として建てられて、のちに監獄となったという、かなり大きい建築物なのですが、その敷地が広い分、角度によっては見渡した景色の中に現代的な建物等が目に入らないところがあったりするんですよね。

ロンドンにいるとしばしばそういう景色があったりするのですが、その度にこれは○○世紀の頃と同じ景色なのかな、という想像が膨らむのが楽しくて、これが私がイギリスやヨーロッパの旧市街などが好きな理由の一つだなぁと改めて思いました。

 

ロンドン塔、Tower Bridge のあたりのテムズ川沿は割と開けていて景色もよく、素晴らしいお散歩コース(1人じゃなければ夜もおすすめ!)なので、ロンドンに行った際はぜひ歩いてみてほしいなぁと思います。

ロンドン塔越しに見る Tower Bridge も素敵ではないですか?

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他にもたくさんお散歩している人たちがいて、賑やかでした。

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ロンドン塔周辺をぐるっと回り、Tower Bridge に到着。

Tower Bridge 自体は19世紀末にできたものなので、何百年も歴史があるようなものではない(対してロンドン塔は11世紀にできている)のですが、立派なゴシック様式の尖塔や水色と白の装飾がとてもアイコニックで、素敵な橋です…。

私は個人的に橋がとても好きで、色んな橋の作りや装飾を鑑賞して喜びを感じるタイプなので、Tower Bridge もまた大好きな場所です。

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Tower Bridge を渡りきったところすぐのところにとても行きたかったカフェもあり、そこで一息。

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そこはクリスマスイブに Courtauld Gallery の近くで行ったものの席がなくテイクアウェイで断念した WatchHouse. の支店があり、ここでイートインでゆっくりすることができました。

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ブラウニーとフラットホワイトというお決まりの組み合わせで。

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店員さんが私のお気に入りのネックレス(これしかしていないので友達は多分みんなわかる)をすごく褒めてくれて、「どこのブランド?いくらくらいした?」とか具体的に聞いてくれて、嬉しかったです。

持ち物やファッションを褒められるのは嬉しいですよね。

ロンドンは特にこういうことが多い気がしていて、数年前にも何度も美術館やカフェに行ったりすると、他のお客さんや店員さんが服や持ち物を褒めてくれる、ということがありました。

 

カフェでの休憩を終え、夕暮れを眺めながらテムズ川沿のお散歩を再開。

ロンドンは歴史的な建築物の風景と、現代的なビル群の風景が同時に目に入ってくるのが楽しく、お散歩に飽きが来ないんですよね。

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クリスマスマーケットが開かれていたり、今まで全然知らなかった Hay's Galleria というところに辿り着いて、立派なツリーを見られたり、となかなか充実のお散歩でした。

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テムズ川沿のお散歩を終え、次に向かうは Bond Street です。

Bond Street にはハイブランドが立ち並んでおり、前述の通り Boxing Day のこの日はこの通りが大盛況なんですね。

また私自身は大層な買い物をする予定はありませんが、Bond Street やそこに並ぶお店ごとのイルミネーションがとても綺麗とのことなので、それを楽しみに行ってみることにしました。

 

じゃ〜〜ん!こちらです

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すぐ隣の Regent Street とはまた違った可愛らしいイルミネーションじゃないですか!?

また CHANEL や Dior の店舗がとっても「らしく」て、うっとり。

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また定番中の定番、Ralph Lauren の店舗に入っているカフェでテイクアウェイしたカップを、向かいの Cartier のプレゼント包装のようなイルミネーションや赤い電話ボックスを背景に撮影することを目的とした人々の列がすごいことに!

私は流石にそのコーヒー一杯のためにそこまで並べなかったので目で楽しんで通り過ぎました。

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Bond Street は大盛況で皆さんほくほく顔でハイブランドの巨大ショッパーを提げていらっしゃいました。いいな〜〜〜

私もいくつかのお店を見て回って、かなり気になる商品いくつかに絞って悩むことにしました。

セール自体はこの日1日で終わるわけではないので、残った日程で心が決まれば購入しようかなというところで一旦切り上げ、ディナーの予約時間が迫っていたので移動することにしました。

 

夜ご飯はこちら。

Chelsea に移動し、Granger & Co. にて!

Granger & Co. は日本でいうBillsで、ロンドン市内にも何店舗かあります。

昔から人気のお店で、私もロンドンの別店舗には何度か行ったことがありますが、今回も手堅くここで食べよ〜と思い、行ったことない店舗で予約してみました。

Chelsea の Granger & Co. はPavilion Road という通りにあるのですが、ここには人気のカフェやレストランが並んでいる雰囲気の良いエリアで、この日は営業しているのが Granger & Co. くらいだったので結構静かでしたが、賑やかな日中に来たいな〜と思いました。

昼でも夜でも楽しそう。

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Granger & Co. は相変わらずとても美味しかったのですが、海外のレストランあるある、お店がめっっっっちゃ暗いです。笑

普通にメニューが見えなくて、みんな携帯のライトつけてたの笑いました。

真っ暗だったので無理やり写真の明るさを調整したせいで画質が悪いですが、サラダを頼んで久々にしっかり野菜を食べられてご機嫌になりました。

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帰りに通りで唯一開いていたミニスーパー?コンビニ?に寄ってロゼレモネードとヨーグルトを買って帰りました。

このレモネードも昔からのお気に入りなのです。

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部屋に帰ってからシャワーを浴びてのんびりデザートとしていただきました。

この日はど深夜に産業医面談の予定があったので(日本時間との時差のためこんなことに…)頑張って起きていなければならなかったのでアラームをかけつつテレビを見て耐えました。

 

産業医面談も無事寝過ごさずクリアし、翌日からはまたミュージアムも開館し始めるので、またワクワクしながら眠りにつきました。

 

クリスマスを過ぎてまた記事が長くなりましたが、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

また次の記事もご覧いただけましたら幸いです🤍

では!

 

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2022年末 ロンドン一人旅 4日目|クリスマス当日、サイクリング、カフェ

こんにちは!

今回はクリスマス当日の過ごし方について書いていきます。

日程としても折り返しとなる4日目のこの日。

 

過去の記事でも言及していましたが、クリスマス当日のロンドンはスーパー等も含むほぼ全てのお店が休業、ミュージアムも全て休館、公共交通機関も全てストップという状態になります。

徹底した祝日…!

 

そんなわけで基本的には観光らしい観光はほとんどできない1日なわけですが、それはそれで貴重だな〜と思って、この日なりにできることを探してのんびりと過ごしてみました。

初日から割とタフに過ごしてきていたので、この日は自分の身体を休める日にもしようと思っていて、睡眠時間もたっぷりとって昼前起床。

まずは昼ご飯を調達すべく、静まり返った街へと出発です。

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実は一箇所だけ、クリスマス当日でも、24時間365日営業しているお店を知っていて、それがこちら。

Shoreditch にあるBeigel Bake。

ここはクリスマスに関係なく常に開いてるんです!

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周囲のお店も閉まっている中ここにだけお客さんが集中していて、みんな考えることは一緒。

工事現場の作業員さんのような格好の方がとても多くて、ほぼ全ての人が休みを取るこの日にも働くみなさんに感謝ですね。

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出来立てほやほやのベーグルが見えますね…美味しそう…🥯
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私はこのお店のシグニチャーメニューであるソルトビーフベーグルと、サーモン&クリームチーズベーグルを注文。
(もしこのお店以外にどこも開いていなかったらというときのために2つ注文)

店内は数人くらいは立って食べられるようなカウンターがなくもない雰囲気ですが、基本的にはテイクアウェイのお店。

前回ロンドンにいたときも、もちろん来たことのあるお店ですが、あれからデリバリー用のアプリ等もできたようで、そのピックアップも絶え間なく来ていました。

ベーグルだけでなくちょっとしたスイーツなども売ってたりするので、そういうのも一緒に頼んでみるのもありかもしれませんね。

 

調達したベーグル片手に食べ歩きながら移動。

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それにしてもここのベーグルはほんっとうに歯応えのあるモッチモチの食感で久々に食べると前回の記憶より美味しく感じました。

前回はもっと「普通」って思った記憶があるんですよね。笑

 

さて、本日のメインの目的はサイクリングです!

ロンドンではレンタルできる自転車のポートが東京以上にたくさんあり、非常に安く借りて乗り回すことができます。

普段のロンドンの交通量や人混みの中で自転車を乗るのは結構勇気が必要だったので、これまでは乗ったことはなかったのですが、この日のような人通り車も少ない日であればかなりハードルが下がると思い、念願の初サイクリング!

レンタサイクルの種類?も色々あるのですが、ポートの場所等はCitymapperアプリでも確認できますし、私は最もポピュラーなSantanderの自転車に乗るつもりだったので、Santanderアプリも入れてみました。(結論から言うと必須アプリではない)

ホテル周辺のサイクリングポートの位置は普段の行き来の中で何箇所か把握していたので、ベーグルを食べ終わったあたりで到着したサイクリングポートにて、いざ手続き開始。

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ロンドンのレンタサイクルは一日2ポンド程度で乗り放題なんです!(ただし30分おきにサイクリングポートに入れ直す必要あり)

市内に割とポートは多くあるので、そこまで30分おきのリセットも難しくないかなと思います。

とはいえあとちょっとで30分になっちゃう…!みたいなタイミングでなかなか見つからなかったりするんですけど。笑

こんな感じのサイクリングポートがロンドンのそこかしこにあります。

マップで確認すればポートごとの状況(何台借りられていて、何台分のポートが空いているか)もわかります。
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決済手続きが完了すると下の写真のようにコードが記載されたレシートが出てくるので、このコードを自転車の数字キーで入力して、認証が通るとポートから自転車が外せるようになるので、そうすれば完了です。

ご覧の通り日本の自転車とは異なりカゴはなく、フックのようなところに挟んで黒いゴムで縛るというか、抑えるような形になるので、乗せることも背負ったりすることもできないような荷物や、落ちたら困るような荷物は向かないです。
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とにもかくにも自転車を無事レンタルし、サイクリングスタート!

事前に確認はしていたものの不慣れな交通ルール等に若干不安はありつつ普段とは違う速度で過ぎていく街並みが新鮮でした。

今回は営業時間等の影響を受けないところに行くしかないので、こちらに来てみました。

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Leadenhall Market です!ハリポタのロケ地で、「漏れ鍋」の入り口がある場所として有名な、豪華なアーケード。

ロケ地としてだけでなく700年ほどもある長い歴史を持ち、修復等を繰り返しつつ重要文化建築物として非常に価値ある建物です。

パブや雑貨屋など様々なお店が立ち並ぶので、普段は活気あふれる場所です。

上の写真のようにクリスマスの時期は真ん中のドーム部分に大きなツリーが飾られているのですが、これは正直そこまで見応えのあるものではなく笑、個人的にはアーケードそのものの装飾や、骨組みの美しさに目を奪われました。

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武骨なようで繊細、派手なようでバランスの取れた装飾…ヨーロッパの色々なアーケードを見たことがありますが、ここは規模自体は小さいながらもここだけの世界観というか、雰囲気が凝縮されている印象でした。

さて、再度自転車にまたがり、次に向かうはこちら。

初日にも来ましたが、St. Paul 大聖堂です。

クリスマスイブからクリスマス当日にかけて、クリスマス祈祷などを行っているそうで、一般客も参加できるものが多いようです。 
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私が行ったタイミングでは時間帯的に一般客は入れないようだったので、残念ながら中には入れず…

この日も外観だけを楽しんで退散です。

ただ、同じような目的の人が多かったようで、人出のないロンドンにおいて、ここにだけ人がたくさん集まっていました。

 

ということでさらに周辺をぶらぶらしていたところなんとクリスマスにも開店しているレストランが!

有名シェフのゴードン・ラムゼイ氏のプロデュースする Street Pizza というレストランで、唯一ここだけが営業していました。

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結果的にここにだけお客さんが集まるという。

聖ポールから徒歩圏内なので、気になる方はぜひ。

私はお腹も空いていなかったので、「クリスマスにも営業している店」という情報だけいただいて帰りました。

 

本来は他にも色々ロンドン中サイクリングしてみようかとも思っていたのですが、ロンドンの凸凹道を自転車で行くのが想像以上に体力を消耗し、前日までの疲れと翌日からの予定も鑑みて、この日はさっさと帰って休むことにしました。

そして帰りも自転車に乗るか迷ったものの、腰が痛くなりそうだったので結局徒歩で帰るという…

徒歩好きすぎる。

徒歩で1時間くらいかけてホテルまで帰りました。
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ホテルに戻ったら時間的にお部屋の清掃中だったので、ロビーに併設されているカフェ・バーでのんびりすることにしました。
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このロビーのラウンジエリア、とても落ち着く雰囲気で、とっても素敵でした。

いつもホテルに帰ってくるたびにくつろいでいる人たちがいて、気になっていたのでこの機会に利用できてよかったです。

ソファ席だけでなくカウンター席だと電源もあって色々と作業もできそうだったので、快適だなと。

クリスマス当日に開いているカフェもないので、ホテル内にあったのはとてもラッキー。

 

1時間歩いて流石に小腹も空いたので、スイーツもいただくことにしました。

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私は定番のキャロットケーキ!

イギリスのカフェのブラウニーとキャロットケーキはハズレがないと思っているので、スコーン以外の焼き菓子が気になる方にはぜひ食べてみて欲しいです〜。

ふわふわ生地のキャロットケーキ、とっても美味しかったです!!そしてもちろんフラットホワイト。

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ホテル内のカフェということもあってか接客もすこぶる丁寧&にこやかで、さすがでした🤍

 

ラウンジでお茶しつつ読書で時間を潰し、お部屋の清掃も終わったかなという頃に部屋に戻りました。

夜は昼に買ってあったベーグルの2つ目(サーモン!)や、前日までにスーパーで買ってあったフルーツなどで簡単に済ませました。

前日までのように忙しなく濃密な1日というわけではなかったけれど、身体も休められたし、何より普段は大忙しの大都会ロンドンの静かな姿を堪能できて、またとない経験ができたなぁという満足感たっぷりのクリスマスとなりました。

友達や恋人、家族と過ごすクリスマスも素敵ですが、1人で充実して過ごせる静かなクリスマスも好きだなぁと。

 

今回は前回までに比べると短く簡単な内容になったのではないでしょうか…!!!

最後まで読んでくださってありがとうございました🤍

次回からはまた精力的に動き回る大長文旅行記になるかと思いますが、よろしければまたご覧くださいませ!

それでは!

 

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2022年末 ロンドン一人旅 3日目|クリスマスイブ、ショッピング、ミュージアム、グルメ

こんにちは!

ロンドン旅行記3日目となります。

日付は12/24、ついにクリスマスイブです!

このクリスマスシーズン、いったい何回お店で去り際 Merry Christmas! と言ったことか…

 

ロンドンはクリスマスイブからクリスマス当日は多くのお店が休業となるので、当初はクリスマスイブにできることはほとんどないかな〜なんて思っていたのですが、色々調べて見ると、クリスマスイブは休業のお店も多いものの、営業時間を短くしているお店が多いようです。

また、ロンドンにあるほとんど全てのミュージアムは12/24〜26の期間は閉館しているんですが、なんと(私が行きたかったミュージアムの中で)唯一 Courtauld Gallery だけは開館していたのです!!!神

そのためこの日は Courtauld Gallery 鑑賞を中心において計画を立てていました。

 

Courtauld Gallery は Somerset House の一角にあり、Covent Gardenから徒歩圏内のため、朝食は Covent Garden で気になっていたベーカリーに行くことにしました。

クリスマスイブの朝、土曜日ということもあってか、街がほ〜んとうに静かです。

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歩いている人がほぼ全くいないロンドンは、それはそれで新鮮で楽しい。

しかも幸運にも晴れているので、清々しい朝の空気を味わいながら出発です。

窓越しに見えるクリスマスツリーが可愛い。

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Covent Garden に到着すると、目の前に Covent Garden Market が!

ここもまだ開店前なので静まり返ってますが、普段人で溢れかえっている場所なので、ゆっくりと周辺を歩き回れました。

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今年はドルガバの派手なイルミネーション?特設エリア?があるみたいです。これは夜目立ちそうですね〜

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また、見上げるほど巨大なツリーも!

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朝一なのでこの時は見られず、何時スタートなのかはわかりませんでしたが、Covent Garden では1時間に1回くらいのペースでフェイクスノーを降らせてくれるイベントもやっているそうなので、ウィンターホリデー感を満喫するにはぴったりの場所ですね。

 

お目当てのベーカリーはこのマーケットから歩いて7〜8分くらいのところにある ARÔME BAKERY というお店。

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朝8時くらいから開いているのでこのお店にのみ人が集まっていました。

中もコーヒーとパンのいい匂い!

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デニッシュ系のものと迷ったのですが、ハニートーストといつも通りフラットホワイトにしてみました。

中の席が埋まっていたので、外もあまり寒くなかったこともあり、外のベンチ席で食べることに。

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ただ、このハニートースト、ちょっと揚げてあるような感じだったので、結構重たくてすぐに食べられなくなってしまいました…

ただでさえも朝は弱いので油っぽいと本当に食べられなくて…素直にクロワッサンとかにすれば良かったなぁ。

また、フラットホワイトも、コーヒーの酸味が強めのものだったのであまり好みのものではなくて、個人的には惜しかった…。

おそらく個人的なチョイスと、好みの問題で、このベーカリー自体は人気店なので、決してハズレとは思わなかったですが、私が想像していた味じゃなかったなぁ、という感想です。

 

少食傾向で好き嫌い激しい割に食べ物の恨みというか、執着がめちゃくちゃ強いので、このままで朝ごはんを終えることができず、他のベーカリーで仕切り直すことにしました。

移動するまでの道中も普段の Covent Garden からは想像もつかない静けさでさわやか。

景色を楽しむ余裕のある Covent Garden なんて初めてかも。

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Courtauld Gallery方面に少し歩いたところにある、お馴染みPAUL。

PAUL大好きで、日本でもちょくちょく買ってるんですが、ここのパンなら間違い無いので、こちらで朝ごはんとチャイラテをいただき、モーニングを幸せに締めくくりました。

やはり定番のPAULは裏切らない。

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お腹と心を満たしたら、時間的にもちょうど良いのでいよいよ Courtauld Gallery へ向かいます。

今回ももちろん開館時間の10時のチケットを事前に購入してあります。

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Courtauld Gallery は Somerset House の一角にあることは前述の通りですが、この Somerset House(サマセットハウス)とは何かというと、テムズ川沿いに建つ、英国1級重要建造物に指定されている建物のことです。

サマセットハウスは Courtauld Gallery 含め、いくつもの建物から成っていて、例えばブリティッシュ・ファッション・カウンシルをはじめ、100以上の芸術関連会社や芸術家の拠点となっている他、ロンドン大学のキングスカレッジ・ストランドキャンパスもあります。

Somerset House は、「初代サマセット公(エドワード・シーモア)」が、16世紀、自身の邸宅を建設し始めたことが始まりで、500年ほどの歴史があります。王室所有となっていた期間には多くの王族に利用されてきました。

現在では写真のようにクリスマスには中庭にスケートリンクが作られたり、各種アートイベントが開かれるなど、文化的用途で使用されています。

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Courtauld Gallery は実業家サミュエル・コートールドが集めた、ルネッサンスから20世紀にかけての幅広い時代の絵画が展示されています。

この場所自体が元々貴族の邸宅ということもあり、展示室も天井が高く、また中の青い螺旋階段が非常に美しいです。

 

日本でも Courtauld Gallery 展が開催されていたことがありましたが、この美術館、ナショナルギャラリーや大英博物館等に比べると有名さは多少劣りますが、その分人混みを気にする必要がないのが良いところ。

素晴らしいコレクションで、また広すぎないため体力を消耗しすぎずに一つ一つの作品を楽しめるのが長所です。

ロンドンにある主要なミュージアムでは珍しく入場料がかかりますが、その価値があります!

むしろほかが無料なのでここでくらい出させてくれというか…

説明が長くなりましたが、開館と同時に一番乗りに入場。

中には上品なクリスマスツリーが。

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大好きな大好きな螺旋階段を見上げてため息。階段を上がって上から見下ろしてまたため息。

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ミュージアムやギャラリーってなんでこんなに美しいんでしょうか。

晴れていたおかげで螺旋階段にも明るく日が射していて幸運でした。壁が白いのでより映えるんですよね。

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このギャラリーには以下のような有名作品があります。

ゴッホの"Self-Portrait"『自画像(耳に包帯をしたもの)』

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マネの"A Bar at the Folies‑Bergère"『フォリー=ベルジェールのバー』

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教科書で見たことがあるような名作が実はたくさんあるんですよね。

 

一通り堪能した後は、お待ちかねのミュージアムショップへ。

ここのミュージアムショップは本当に可愛らしい内装で、グッズも一つ一つ全てが可愛いです。

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オリジナルと思われるものや、他ブランドからのセレクトなど、種類はいろいろですがとにかくセンスが良い。

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ポストカード(絶対前も買ったと思うけど)やオリジナルトートバッグはもちろん、ここで出会ってしまった、Margaux Studios というブランドのハンドメイドのバロックパールネックレスに一目惚れしてしまって、悩んだ末購入してしまいました!(写真は公式ホームページから)

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本当に本当に可愛くて…帰国してからもほぼ毎日身につけています。本当に買ってよかった。買わなかったらこの先数年は後悔を引きずるところだった…。

このブランド、全てのアイテムが恐ろしく可愛いので是非チェックして欲しいです。

 

心ゆくまでミュージアムショッピングを堪能し、お昼に向かう前に一度休憩することに。

こちらもSomerset Houseの一角にあるカフェ、WatchHouse.!ここにずっと来たかったんです!

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このSomerset House内にはいくつかカフェがあるのですが、WatchHouse.は特に人気で、今回必ず来たかった場所。

ずらっと並ぶパンやサンドイッチたちがどれもすごく美味しそうじゃないですか!?

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残念ながらお昼時で席は埋まっていたので、テイクアウェイでホットチョコレートにしました。

エスプレッソマシンからして可愛い…

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Somerset Houseからテムズ川側に外に出るといくつかテーブルが並んでいるので、寒さもそこまででもなかったので、日光浴をすべくしばし外の景色を楽しみました。ビタミンD摂取。

テムズ川の向こうに見えるビッグベンを眺めながら、30分ほど静かな時間を過ごしました。

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休憩のあと、お昼ご飯を求めてウォーキングを再開。

Soho方面を目指して歩いていくとどんどん増える人波…。

何を食べようか悩んでいたのですが、「何か温かい汁物が食べたい!」と思っていて。

こちらに来てから熱々の料理って食べてないなぁと思っていて、またちょっと出汁というか、アジアン系の塩気を体が求めていたんですよね。

ただ一週間しかいないのに日本食を食べたら負けだと思っていたので、韓国料理を食べることにしました。

 

ASSAという店で、お客さんの95%は韓国人でした。店員さんも韓国人。ということは美味しいってことですよね!?

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求めに求めていたテンジャンチゲをじっくり味わいました…必死で食べすぎて写真もない…。

とてもおいしかったです!熱々で辛くて体が芯から温まりました。

 

食後向かうは Regent Street 方面。実際のショッピングは Boxing Day 以降にしようと思っているものの、Liberty London が夕方まで開いているようだったので、ちょっとぐるっと回ってみようかなと。

まず到着したのは Liberty London の裏にある Carnaby Street です。

ここはいつも装飾やイルミネーションがポップで華やかなので、他のエリアの豪奢な雰囲気とはまた異なり心が浮き立つ気分になります。

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そしていよいよ Liberty London に!

中央の吹き抜けに個性的な巨大ツリーが下がっていてびっくり。

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Liberty London はあのリバティ柄で有名な Liberty のことなので、もちろんその関連の商品も数多く販売されていますが、いわゆるデパートなので、その他のハイブランドがたくさん入っており、化粧品や洋服、生活用品、子ども服やベビー用品、インテリアなど非常に多種多様な商品展開です。

この日はまだそんなに買い物するつもりではなかったのですが(盛大なフラグ)、Liberty ではすでに大セールが始まっており…色々とショップを見ていたらいくつも迷ってしまって頭がいっぱいになってしまい、小腹も空いてきたので一旦お茶することに。

私 Liberty London 内にあるカフェが昔から大好きで!

ここのクリームティー美味しいんですよ〜食器も可愛くて!

ここで一旦休憩し、欲しいものを今一度整理。

この辺りから私のインスタストーリーが写真に文字ではなく映像に独り言スタイルになっていったのでした…(迷っている買い物などを全て口に出していく人)。

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服や靴で色々迷っていたのですが、結局 コンバースとコムデギャルソンのコラボスニーカーの青を買いました…!

正式名称?は、Comme Des Garçons Play x Converse; Chuck Taylor low-top sneakers というらしい…(写真はFarfetchから)

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このコラボスニーカー自体昔から気になっていたし、Chuck Taylorも日本では買えないし、この色もあんまり見たことないかも…!と思ったのと、ちょうど売られているサイズが自分にジャストサイズだったので「もうこれは決まりだ〜!」と思って購入を決心。

その日の私のコーディネートにも合いすぎていた(なんで買い物来た時ってそうなりがちなのか)ので…

あとで調べてみたら、通常の値段で買うより1万円は安く買えていたのでかなり得したな〜!と満足です。

これも帰国してから履きまくってます。

お茶休憩も終えて、買い物欲も満たし、ぐるっと売り場を見学。

なんともファンシーでビビッドな花瓶たち…いつかこんな可愛い小物たちでお家を満たしたい〜

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そしてこの芸術品のようなお皿たち…!

小部屋のようなところにぎっしりと飾られているので間違っても鞄やコートの裾が当たらないかヒヤヒヤ…

普通に売り物なんでしょうが、ギャラリーのように飾られているので美しく見応えがありました。

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外に出ると暗くなり始めていて、この Liberty Londonの外観もより美しく…!

この建築がクラシックな雰囲気で大好きなんですよね〜これほど立派なチューダー様式(正確にはチューダーリバイバル様式?)の建物ってロンドンでも珍しいんじゃないかと思うし、ましてやそれが中心部の Regent Streetにあるので、それはそれは存在感があります。

かなり大きな建造物なので、写真には全然収まりきりません。

そして屋根の上にある、一般的な風見鶏の代わりに飾られているのは、かの有名なメイフラワー号!

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この建造物は1920年代に完成したそうですが、建材にはイギリス海軍の戦艦を解体した際の木材が使われているそうで、そのためかこの建造物の高さや長さがその戦艦と同じサイズだそう。

その視点で見ると、戦艦の大きさを実感することにもなるし、さまざまなロマンがありますよね…Liberty のマークとしてメイフラワー号が用いられているのも、そういった船との結びつきからなのかしら…?

外観も内装もこの立派な建材が用いられたゆえの堅牢さというか、荘厳な重厚感はありつつも、鉄骨やコンクリートではないからか、冷たい直線的な印象ではなく、どこか落ち着く温かみのある雰囲気が、Harrods などとはまた違ったこの Liberty London ならではの魅力なのではと思っています。

 

そして Liberty London を出て目に入るのが待望のこちら…!
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クリスマスのロンドンの名物の一つ、Regent Streetのイルミネーションです!

6年ぶりに見るこのイルミネーション…本当に感動;;

この大通りにずらっと並ぶイルミネーション、色がガチャガチャしておらず潔くゴールドのみなのが好き。

そこに赤い2階建てバスが走る景色がまさに「ロンドン」を体現していて、いつみてもこればかりは「理想のロンドンだ…」と浸ってしまいます。

 

Regent Streetを端まで堪能し、一本隣の通りに行くとあるのがこちら。

王室御用達紅茶ブランドの Fortnum&Mason です!

この日はクリスマスイブということもあり、この時間にはもう閉店してしまっていたので、お買い物はまた後日にしたのですが、どうしてもこのイルミネーションを目にしたくて、見物に来ました!

窓を見るとお分かりかと思うのですが、建物そのものがアドベントカレンダーになってるんですよね〜!
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これが本当に可愛くて!

それに Fortnum&Mason は毎年クリスマス時期のショーウィンドウもテーマがあってめちゃくちゃ可愛いんですよ…

今年もかわいかった…

ショーウィンドウの写真や中の写真も含め、この後の日程の記事であげようかなと思っているんですが、ここは建物の外も中も煌びやかで華やかで、どこもかしこも見飽きないんです。

 

Fortnum&Mason をうっとり楽しんだ後は、その隣にある Hatchards という本屋さんへ。

この本屋さんは1797年創業のロンドン最古の書店で、王室御用達の書店の一つでもあります。

外見からは想像つかないくらい奥が深い充実した蔵書の本屋さんで、選書へのこだわりを感じます。

あと、イギリスの本屋さんの大好きなところはみんな気にせず床に座り込んで本を読んでいたり、床でなくてもじっくり本を読めるような座り心地の良い座席やソファがたくさん置いてあるところ。

立ち読みや長居大歓迎って雰囲気なんですよね〜。本屋さんで過ごすのがすごく楽しい。

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年間を通して(特にクリスマスシーズン!)様々イベントが開催されていて、著名な作家のサイン会等が数多く実施されているそうなので、このデスクとかが使われているのかな…?とちょっとドキドキ。

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わんちゃんもいい子にしてました。

イギリスは本屋さんだったり、いろんなお店に普通にわんちゃん連れてきているのでニコニコしてしまいますね。
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Hatchardsでは例の如くオリジナルのトートバッグと、そして本を1冊購入。

Hatchardsを出て歩くと教会の前庭にも素敵なツリーが。

結構暗めの通りだったので、他で見たよりも小さいこのツリーの明るさが、なんだかとても眩しく、温かく感じられました。

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それから本日最後の寄り道。教会の横にある、Waterstones!

ここも書店です。日本でいう紀伊国屋書店的な?巨大チェーンで、現在はHatchardsも所有しています。

イギリスを中心に各地に店舗があります。

外から見えたこのツリーが可愛らしくて、立ち寄ってみました。

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Piccadilly のこの店舗がおそらく最も大きいのかな?ちょっと不確かですが、ここは超大型店舗でカフェ等も併設された7フロア構成…!

ここだけで半日は余裕で潰せそうですが、私は絶対に行きたい別店舗のWaterstonesがあったので、今回はこの店舗では何も買わず、ちょっとフロアを散策して退店しました。

 

本日のスケジュールを終え、お買い物もでき、大満足の気持ちでホテルへ帰着。

Liberty London でのクリームティーでまだ満腹だったので、夜はホテルのルームサービスで軽くブッラータチーズとビーフタルタルだけ頼みました。

美味しかった!

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この日もこれでもかというほど歩いてへとへとになりましたが、明日のクリスマスはどうせ暇なので、ぐだぐだ休むぞ〜と決めてのんびりベッドへ。

充実の3日目でした!

 

今回も長文でしたがお読みいただきありがとうございました🤍

前回以上にクリスマスムードでいっぱいの写真達だったのではないかと!

逆にクリスマス当日分の記事は非常に味気なくなる予定なので笑、今度こそ記事もかなり短くなる、はず…!

宜しければまた次の投稿も見に来ていただければと思います🤍

では!

 

Instagramhttps://www.instagram.com/yeoreum_723/

 

2022年末 ロンドン一人旅 2日目|スケジュール、ミュージアム、ホテル、グルメ

こんにちは〜

ロンドン滞在記2日目、日付としては12/23の記録を書いていこうと思います。

前回の初日分がかなりの長文になってしまったのでもう少しコンパクトにしたいけど…果たして可能なのでしょうか…

 

前日は疲労困憊で22時頃寝たので、この日は6時半か7時くらいに起床。

朝食付きで部屋を予約していた(にも関わらずこの日しか利用しなかった)ので、朝食を食べにホテル内のレストランへ。

この日は朝から行きたいカフェがたくさんあるのでテキパキ動かねばなりません…と言いつつこの時点で理想としていた時間より30分くらい遅れていたのですが…

朝食会場となっているホテルのレストランはこんな感じでとてもおしゃれ!

みんなまだ寝ているのかはたまた朝食つきで宿泊している人が少ないのか、私の他には男性客1人しかおらず。

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この日は外はあいにくの雨。まだ早朝なので外は暗いです。

ロンドンでそこまで激しい雨が降ることは多くないので、寒々しいけど、まぁそのうち雨は上がるか弱まるだろうと予想。
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朝食メニューはメニューの中から選ぶ形式でしたが、以前はビュッフェだったのかな?

基本的な卵料理やサンドイッチなどもあったような気がしますが、私はフルーツ入りのヨーグルトボウルとクロワッサンにしました。

どっちももっと小さいサイズだと思っていたんですけど、実際来てみるとめちゃくちゃ大きくてビビりました。

写真で伝わるかな…

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普通にどんぶりみたいなサイズのヨーグルトボウルで、クロワッサンも片手広げたサイズより大きく、またかなりサクサクもちもちで超美味しいながらもかなり食べ応えがあったので、到底朝の胃袋で1人では食べきれず…

申し訳ないながら残してしまったけど、このクロワッサンはとっても美味しかったなぁ。

 

さて、朝ごはんも食べ終わり、出発の準備も完了したため、本日のスケジュールを開始。

雨に濡れるロンドンの街も今の私の目には世にも素敵に映るのですよね…
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最初の目的地はこちら。

ホテルと同じエリアのShoreditch、徒歩10分くらいで到着するベーカリーJOLENE。

早朝のため通りではまだここしか開いていなかったのでちょっと寂しかったけど、ピンクでと〜〜ってもかわいい外観…

手書きのような店名のサインもかわいい!

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本当はパンも食べてみたかったけど、流石にお腹いっぱいだったので、フラットホワイトだけで我慢。

カップもかわいいな〜
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なぜこんなに強引にこの日にここに訪れたかというと、翌日(すなわちクリスマスイブ)から年明けまでしばらくこのお店がホリデーのためお休みするというお知らせを見たため!

とっても行きたいお店だったので、ちょっと強行スケジュールで行きました。

どのパンも美味しそうだったなぁ…

ちなみに、めちゃくちゃシンプルで大ぶりなトートバッグがかわいかったので、もちろん購入しました。

 

そして雨の中フラットホワイトで暖をとりつつバスへ乗車。

前日バスに乗ってダメージを受けたのですが、流石に雨が降っているのと、乗車時間も短い移動だったので致し方なく…

どこへ向かうかというと、カフェの梯子です!

この日はスケジュール的に10時からミュージアムに行く予定を立てていたのですが、その前にできるだけカフェを楽しもうという作戦。

 

目的地最寄りのバス停から歩いて向かう途中、素敵な街角の風景を発見。

ささやかですがここにもイルミネーションがあったので、夜はきっと綺麗なんだろうな〜
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そして本日2軒目のカフェ、ROSSLYNです!

このカフェは周辺に全部で3軒ほどあって、他の店舗の雰囲気はわからないのですが、ここは立って飲めるカウンターはありましたが基本的にはテイクアウェイのカフェでした。

前日に行ったカフェもそうですが、ロンドンのカフェのこういうシックでシンプルな外観、とても好きです。

ロンドン特有の歴史を感じる建造物との相性が絶妙だなぁと思わされます。
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中に入るとなんともかわいらしい(そして実用性は乏しい)COFFEE時計が。

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小さいお店ですが、ところどころに緑が飾られていて清潔感があります。

ここにも出勤前に立ち寄ったようなビジネスマンが次々と訪れ、フレンドリーな雰囲気で満ちた素敵な空間で、私も店員さんとのスモールトークを楽しめました。
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JOLENEでフラットホワイトをすでに飲んだあとだったので、ここではホットチョコレートを頼みました。

そのまま目の前がTubeの駅だったので、目的地に移動しつつほっとひと息。

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このホットチョコレートがとっても優しい味でめちゃくちゃ美味しくて!

自分の家の近くとか、職場近くにこういうドリンクの美味しい素敵なカフェがあるのいいな〜

Tubeで移動し、目的地の最寄駅に到着(通常一番目的地近くに出られる出口は工事で閉じられており、ちょっと遠い出口に出てしまった)。

兎にも角にも出口を出て見えたのは左手に Victoria & Albert Museum と、右手には Natural History Museum!

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今日はまずNHM(Natural History Museum)からスタート。

NHMは当日Walk-inでも入場可能ですが、時間によっては待機列が結構発生する可能性もあり、スムーズな入場のためには事前に時間指定のチケット(料金自体は無料)を購入しておく必要があり、私は開館時間の10時のチケットを購入しておきました。

それにしても建築が素晴らしい…この時はもう撤去されてしまっていましたが、クリスマスシーズンは前庭に小さなスケートリンクやメリーゴーランドがあったりして、大人子どもみんな楽しめる空間になっています。
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昨日のTate Modernやナショナルギャラリーもそうでしたが、ロンドンのミュージアムの素晴らしいところは、多くのところが入場無料であるところですよね。なのでいつもロンドンが恋しい。

パリとかもミュージアムは多いけど、結構入場料はそれなりにするし(もちろんそれだけの価値がありますが)、こうやって思い立ってすぐに来られる距離感に豊かな文化資本へのアクセスがあるのが本当に羨ましい。

今回はチケット自体は無料で購入していましたが、入場列の途中で5ポンド分の寄付をクレカワンタッチでできるようになっている機械が何台か設置されていたので、感謝の気持ちで寄付してきました。

 

そして入場してまず目の前に広がるのがこれ!!!!

シロナガスクジラの全身骨格(確か本物)!!!!

こちらに向けて大きな口を広げて見下ろす姿が圧巻です。開館直後に入場したのでまだ人ごみが少ない中で撮れたのが嬉しい。
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上からみるとまた改めてそのサイズ感に驚きます…。

また、この広いエントランスを泳ぐかのように、どことなくゆったりした水流に身を委ねるような姿、角度で展示されているので、自分が海の中、小さな魚になってクジラを見つめているような感覚になるんですよね。

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元々この正面のエントランスを飾ってくれていたのは、ディプロドクスという巨大な恐竜の骨格標本で、ディッピーという愛称で人々から愛されていたのですが、2017年からは全国のミュージアムをまわるということで、シロナガスクジラホープに変わっていて、当時は大変惜しまれていたのでした。

そのディッピーがなんと今年の5月から来年1月の頭まで、カムバックするということなので!

ぜひその期間渡英される方には楽しんでいただきたいです!

 

NHMの魅力も話が尽きないところではあるのですが、何点かだけ写真を共有します。

こちらはなんとダーウィンの「種の起源」の初版…!

何気なく展示品を順に見ていたら発見して「エーーーー!?」となりました。

ちょっと特設展みたいな位置にあったので常設展示としてみられるのかわからないんですけど…これは流石に「教科書で見たやつだーーー!」と興奮しました。
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あとこちら。

NHMではいつも恐竜エリアの展示が大人気なのですが、その展示エリアの奥ではティラノサウルスのロボット(というとあまりにも味気ないが)がいて、それが割といい感じにロボットっぽ過ぎないというか、滑らかな動きで結構迫力あるんですよね。

なので普段行くと小さい子は結構怖がって泣くので、いつもはこのエリアからは泣き声が響いてくるんですけど、今回行ったらこうでした。↓

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めっちゃかわいくて草。

えー、めっちゃかわいいクリスマスセーター着てるじゃん…自分用のサイズ作ってもらったの…かわいいね…

流石にこの姿で泣き叫ぶ子どもはおらず、みんな笑顔で写真を撮っていました。かわいいね…。

しかもこのセーター、ショップでキッズ用売ってたんですよ!!!なんで大人用作ってくれてないんだ!!!あったら絶対に絶対に買ったのに…

ミュージアムでは絶対にトートバッグなどを買って帰ると誓っていたものの、ここではあまりデザインが好みのものがなく、恐竜のぬいぐるみを買うか15分くらい悩み倒したものの、すでに我が家にはたくさんのぬいぐるみがあるので泣く泣く何も買わず退散。

 

午前中からかなり精力的に動き回り、しかしながら1日は長いので、軽く全体を見て回り、お昼の予約時間までの間ミュージアムカフェで一度休憩することにしました。

他のミュージアムほど凝ったものではないけど、これまた素敵なカフェなんですよ〜なんせ建築が良いので。
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というわけでこの時点で本日3度目となるカフェ(この時は紅茶をいただいた)を楽しみ、足腰を休めました。

ランチのお店はまた異なるエリアにあるので、移動すべくミュージアムを出るとなんと!朝の雨空が嘘のように爽やかに晴れ渡っていたのでした!!
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イギリスの冬は長く、本当に日没も早いですし、ただでさえも基本的には曇り空のロンドンなので、青空が見られることは期待していなかったのですが、まさかの2日目にして青空と日光を味わうことができ、一気にハッピー指数が上昇しました。

ミュージアムを出た人たちがみんな「晴れてる〜!」と軒並み笑顔になっていて、それもみんなでハッピーを共有している感じがして良かったです。

 

さて、お昼を予約していたエリアはこの写真でお分かりでしょうか…!?
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そう!(そう?)Notting Hillです!

Notting Hillの代名詞とも言えるカラフルな住宅街。

この場所に住めたらどんなに素敵だろう…とみんなが憧れるだろうこの場所、私もだ〜〜〜〜いすきです。

 

そしてランチの場所として予約していたのはここ。

KURO EATERYです。

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ここ、すぐ横にKURO COFFEEがあって、そちらが最初で、後からこのKURO EATERYができたということなんですが、最近とても人気なホットプレイス。

カフェができた頃からずっと気になっていて行きたかったので、念願叶ってついに、でした。

店内も爽やかでかわいらしくてとても好み…

1人だったので、カウンター席で予約していたんですが、着いたら「次の予約まで余裕があるからもしよければテーブル席にも案内できますよ」って言ってくださったので、お言葉に甘えました。ラッキー!

白基調の店内なので、ちょうど晴れてお日様が入るとお店の中もすごく明るくて、気持ちも明るくなるような雰囲気です。
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何を食べるか迷ったので、店員のお兄さんに「1人分だと何品くらい頼むのが良さそうか」とか「どれがおすすめか」とかを色々相談させてもらったんですけど、その全てにすごく丁寧に答えてくれたのもとても好印象でした。

お兄さんのおすすめに倣って注文したのはこちら。

Beetroot, Walnut sugar, Oporto, Cashew cream(写真左)と、Spaghettoni, clams, bottarga(写真右)
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料理名というよりは使われている材料名でメニュー表記されていたので、どんなお料理かの想像がちょっと難しかったのだけど、お兄さんの説明とおすすめはやはり確実で、どちらもめっちゃくちゃ美味しかったです…!

特に左のビートルートが入っているもの!料理名がわからない!

Cashew creamが程よくクリーミーに全体をまとめていて、ビートルートの甘味ともとても相性が良くて…

ビートルート自体も割と大きめに切られていて、ゴロゴロ入っているので食べ応えがあり、初めての味でしたが大好きになりました。

自分は普段そこまでビートルートが好きな方ではないと思っていたので良い意味で予想を裏切られましたね。

お店のURLはこちら。↓今回の滞在で3本の指に入るくらい気に入ったので、ぜひ行って欲しいです!予約必須!

KURO LONDON

 

お腹いっぱいになりご機嫌で散策スタート。

大好きな Portobello Market の通りを道なりに歩いていきます。

この日は特にかの有名なアンティークマーケット等は開かれていなかったのですが、通りに並ぶお店に気まぐれに入ってみたりしていました。
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そしてしばらく歩いてかの有名な Notting Hill Bookshop に。

相変わらずの大混雑でしたが、なんとかお目当てのトートバッグをGet。

トートバッグだけを買って帰るのはなんだか申し訳なかったので、カズオイシグロさんの Never Let Me Go を購入。

カズオイシグロさんの作品はなんだかんだ読んだことがなく、気になっていたのでこの機会にと。

海外の本屋さんのこのディスプレイが大好き。
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そして本屋さんのすぐ裏にあるこちらのお店へ。

ここも今回必ず必ず行きたかったお店!

Couverture & The Garbstore です!
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雑貨屋さん、服屋さんというラインナップのお店なんですが、とにかく内装やディスプレイの仕方がセンスで溢れていてかわいくて!

シーズンごとに当然ながら品揃えも入れ替わるんですが、その全てがかわいい…
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雑貨はもちろんなんですがとにかく陳列されている服が!どれも!可愛すぎる!

程よく個性的でどれもこれも信じられないくらいかわいい…ただ当然のことながらめちゃくちゃ高いです…

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どれか買って帰っちゃうか、本当に本当に悩んだんですが、まだ日程も2日目だし、大きい買い物はBoxing Dayにと思っていたので、鋼の理性(そんなの持ってたんだ)で歯を食いしばりながらお店を後にしました。

 

Portobello Market の通りって結構長いんですが、それ故に端まで歩いたことがなく、ただ今回は気になるカフェがその辺りにあったので、疲労の覚悟を決めて散策続行。

想像以上に疲れ果てながらもなんとかたどり着いたのはこちら。

Klear Labsというカフェです。
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内装はこんな感じ。

シンプルながらも木のカウンターや照明のおかげでCozyな雰囲気。

インテリアもシンプルながら洗練されていて、空間作りが上手いなぁ〜と思いました。

カウンターにずらっとならんだ焼き菓子がまたかわいらしいですよね。
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めちゃくちゃお腹が空いている訳ではなく、でもちょっと糖分補給したいという気分だったのでこちらのブラウニーとビスケットの間みたいなもの(なんていう名前か忘れてしまった)を注文。スパイスが効いていて、いかにも冬のおやつ!という味がして美味しかったです。
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店員さんの感じもよく、また座席にコンセントもあったので、自分とスマホ、それぞれの充電時間となりました。

このエリアはすぐ近くにバス停や駅がないので10分ほど歩かないといけないのでまた体力勝負でしたが、ここまでは「過去のロンドン滞在の思い出巡り」的に景色をなぞっていたので、頑張ってこれまで行ったことないエリアまで足を伸ばせたのは楽しかったです。

 

そして向かうは午前中にいたミュージアムエリア。

NHMの隣にある Victoria & Albert Museum(以下V&A)です!

私が世界で最も愛している場所。

この日は金曜日で、ロンドンのミュージアムは金曜日は22時とかまで開館しているので、夕方に戻っても時間十分、もっといたければ近くで夜ご飯食べてまた戻ってきて鑑賞再開する余裕もあるかなと思っていました(この後悲しい事実を知る)。

 

外観からしてもロンドンのミュージアムの中でも一番好きかもしれない…

ちなみにV&AはNHMとは異なりチケット等は完全に不要で、こちらも無料で入れます!神

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中に入るとエントランスのドームからはなんともアヴァンギャルドなシャンデリアが下がっています。

これいつ見てもイソギンチャクのような…クラゲのような…エイリアンのような…このクラシックな建物にこのシャンデリアを飾ろうというセレクトのセンスがすごいなと。
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インフォメーションで聞いたところカフェ5時過ぎに終わってしまうとのことだったので、大慌てで行ってきました。

このミュージアムの目的の8割はこのミュージアムカフェでのクリームティーなのです。

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見てくださいこの内装…

世界初のミュージアムカフェと言われていて、このギャンブルルーム(The Gamble Room)を含めて、連なる3部屋がミュージアムカフェとなっています。

ちなみにギャンブルとは賭け事ではなくこの部屋のデザイナーのギャンブルさんからきています。

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残りの2部屋はポインタールーム(The Poynter Room)とモリスルーム(The Morris Room)で、それぞれが画家のエドワード・ポインター

デザイナーのウィリアム・モリスによって手がけられています。

ウィリアム・モリスが携わっているので、食事のトレイがモリスのデザインなんですね〜

どの部屋もそれぞれが豪華で美しく、空間そのものが芸術品です。

このカフェの外が下の写真のようなカフェテリア形式になっていて、ここで注文し、受け取ってカフェの席でいただく形になっています。
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V&Aは特別展の企画も毎回本当に凝っている魅力的なものばかり(私が行ったときはコリアンポップカルチャー系のもの、アフリカンデザイン系のもの、ベアトリクス・ポター展など)で、とにかく時間さえあればいつまででもいられる充実度。

常設展は絵画などよりも彫刻作品等が多いのですが、最も人気なのはジュエリーのコレクションかと思います。

 

そして今回は私、夜22時まで開館していると思っていたのですが…

カフェでクリームティーを堪能し、グッズショップで山盛り買い物(V&Aはグッズも全てが可愛いのです!)し、いざ鑑賞といったところでなんとすぐに「もう閉館なので出てください」との声かけが…

え!?と思って案内を聞いていたらこの日は通常の平日と同様に18時前に閉まってしまうとのこと…クリスマス前なので夜間開館はないというんです。

そりゃイギリスらしいとは思ったものの、ホームページにはイレギュラーな営業時間は12/24〜26だけとしか書いていなかったし、その場の他のお客さんもみんな「聞いてないよ!」という感じで動揺していたので、やはり把握していた人はいない様子。

 

私もジュエリーコレクションどころかほんの一部も楽しめず泣く泣く退館。

一番かわいそうだったのは、知らずにそのタイミングに到着した人たちで、入り口のところで「今日はもう閉館なので入れません」と言われていて、皆さんお怒りでした。それは当然の反応である。

まぁそんなわけで今度から行かれる方々はクリスマスシーズンではこんなことがままあるので覚悟の上観光してくださいということです…。

 

悲しんでいてもしょうがないので、気を取り直して、ちょっと空いた時間を活用することに。

V&AからHarrodsは徒歩圏内で、ひたすらまっすぐ歩いていけば着く距離なので、散歩がてらイルミネーションを見ることにしました。

今年のHarrodsの装飾はDiorになっているというのは知っていたので、期待に胸を膨らませつつ歩くこと約10分。

見えてきたのはこちら!
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一目でDiorとわかる高級感のあるデザインで本当に素敵…ショーウィンドウなども合わせて流石Harrodsと思わされる華やかさでした。
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Harrodsで買い出しをしたいものもいくつかあったので、大混雑の店内で酸欠に苦しみながらなんとか買い物を終え、息も絶え絶えにホテルへ帰着しました。

Harrodsはどのフロアも煌びやかで素敵なんですが、なんせお客さんの往来が尋常ではなくて、とにかく圧迫感があるんですよね…

それでも食品エリア等は壁や天井の装飾も本当に凝っていて、Harrodsの威厳を感じさせられるので、高級ブランドでのお買い物の予定がなくても是非行ってみてほしい場所の一つです。

ちなみに私はHarrodsオリジナルのビスケットが大好きなので、毎回必ず買って帰ります。

 

この日は夕方にクリームティーをいただいてしまったこともあり、お腹も空いていなかったので、特に別で夕飯は取らず、帰路で立ち寄ったスーパーで調達したフルーツをホテルの部屋でのんびり食べて1日を終えました。

 

かなり活発に移動した1日でしたが、ロンドン2日目、充実した時間を過ごすことができて大満足でした。

 

またかなり長文になってしまいましたね…!

次からはいよいよクリスマスイブ・クリスマス当日の過ごし方について書いていきます〜

お読みいただきありがとうございました🤍

 

Instagramも是非覗いてみてください🤍

 
 
 
 
 
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