2022年末 ロンドン一人旅 7日目|ミュージアム、本屋、ショッピング

こんにちは!

少しお久しぶりとなりましたが、ロンドン旅行記、続きを更新します〜

今回は7日目、ロンドン滞在も1週間目となりました。

もうすぐ旅行も終わっちゃうよ〜という寂しさも感じつつ…最後までしっかりと楽しんでまいります。

 

この日も10時くらいに起床。

朝活ができたらな〜と思い続けた旅程でしたが 元々夜型&体力不足&アドレナリンだけで乗り切っている という状態なので、もはや朝活は無理と結論づけて午前中はのんびり過ごすことにしました。

前日の日中はお天気でしたがこの日は生憎のお天気。

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雨だけでなく風も結構強く、片手に傘、片手にカメラで撮影するのはなかなか大変でしたので、写真が乱れがちになってしまったのはご容赦ください…。

 

この日の目的地はもちろん(?)美術館。

Marylebone というエリアにあり、他にもこのエリアで好きなお店がいくつかあるのでまとめて回る予定です。

まず最初に向かうは DAUNT BOOKS という本屋さん(雨風に煽られていたため外観の撮り方がひどくて申し訳ない)。

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前日に行った Waterstones とは異なり個人書店で、ここも大変人気で世界中からお客さんが来ます。

まず店構えやディスプレイが素敵だし、もちろん店内も最高に素敵!特にホリデーシーズンはツリーが飾られるのでこれがまたいっそう空間を

温かみのある雰囲気で、幅広いジャンルの本がぎっしりと並ぶ店内でじっくりと本を選べます。

地下に続く階段もまた本屋さんへの期待感を高めてくれるエッセンスになっている感じ。
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クリスマス関連の本の特集コーナーができていて、ホリデー気分をさらに高めてくれるなんとも可愛らしい一角になっていました。

装丁が可愛すぎる…。

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またなんといってもこの書店のグッズが!本当に素敵で!

トートバッグが有名なんですが、色展開も豊富、マチも大きくて中に小さなポケットまで付いている、丈夫な生地、肩掛けできる持ち手の長さ、もちろんデザインも最高に可愛くて、大好きなんですよね…。

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(※写真は公式サイトから)

前回5〜6年前に来た時に緑色を買って、それはそれは使い込んでまして、そろそろ買い替えたいなというタイミングだったので、友達から頼まれた分も含めて新調しに来ました。

また、今回は自分用には緑色(この深緑が最高に可愛いんです…)だけでなく青緑色?のものも購入。

友達分と合わせてトートバッグを3つ、そして他の書店同様本も1冊購入したところ、このトートバッグとは別のもっと薄手でお手頃な価格のトートバッグも入れてくれたので、「それは売り物だと思ってたんですけど、おまけでくれるんですか?」と聞いたところ「40?50?ポンド(記憶が曖昧)以上購入した人にはプレゼントしてるんですよ」とのことで、意図せず追加で1つトートバッグをゲットできちゃいました。ラッキー!

細々とデザインの種類があり、オンラインで本だけでなくトートバッグも買えるので、ぜひチェックして見てください!

このMarylebone以外にも店舗はあるのですが、やはりこの店舗が至高です。

いつもお客さんでめちゃくちゃ賑わっていて、とても忙しいだろうにも関わらず、いつ行っても店員さんがとてもにこやかに接客してくれるところもこの本屋さんが好きな理由のひとつです。

Daunt Books for Travellers | Independent Booksellers London

 

久々の DAUNT BOOKS を堪能して、空腹を抱えて次の目的地へ。

時間もちょっと遅いうえ、お昼を食べたいと思っていたお店が大混雑(予約不可)で最低でも30分は待つかもと言われたので、今回は諦めてミュージアム内のカフェで食べることにしました。

本当はお昼は別のところで食べて、このカフェではお茶したかったのですが…時間も時間だったので。

本日のメイン目的地はこちら!

The Wallace Collection です!外観からしてなんて Pretty なのでしょう…。

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元々は19世紀に設立された貴族の邸宅で、その個人のコレクションが今は政府に寄贈されており、邸宅をミュージアムとしてなんと無料で公開されています。こんなにも無料のミュージアムがあって良いのかと天を仰いで感謝いたします。

もちろん今回も10ポンドほど寄付しました。これからも一生見たいので。

この美術館のコレクションは持ち出されることが許可されていないので、他の美術館に貸し出されることもなく、このミュージアムの所蔵品を見たければここに来るしかないという、とても貴重な機会なのです!

 

展示品は主に絵画作品、家具、武具、甲冑、磁器などなのですが、それらの展示のされ方がとにかく美しい。

邸宅がミュージアムになっているということを最大限に活用していて、それはそれは瀟洒で豪奢な空間に詰め込まれています。

エントランスを入ってまず目にはいるこの大階段から期待が持てると思いませんか?

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展示品が空間を、空間が展示品をそれぞれ引き立てているといいますか…間違いなく華やかで世にも豪華であるにも関わらず、決して派手で下品にはならないというのがこのミュージアムの素晴らしさ。

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また、書店もそうでしたが、やはりこの場所にもクリスマスツリーが!

この空間に背の高い贅沢な装飾のツリーが飾られているとまるで映画のようです。これが入館して最初の部屋にあるんですから、入ってきた人はみんなうっとりしていました…もちろん私もその1人。

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前述の通りまずはお昼を食べなければならないので、一旦鑑賞を後回しにして邸宅の中央部分に位置するカフェに。

このカフェもとっても素敵!V&A のカフェの次くらいに(正直)好きな場所です。

外観同様ピンク色の壁(しかしラブリーすぎない)、高い吹き抜けのガラス天井のおかげで開放感ある温室のようになっており、この日は悪天候だったものの、晴れの日はもっと明るい雰囲気になります。そしてセンスよく緑が散りばめられているので「きちんとした」雰囲気の中でもリラックスできるカフェだなと感じます。

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ここでクリームティーをするのが好きなのですが、今回はサンドイッチにしました。

このカフェは開館の朝10時から開店していて、モーニングメニューもあるので、開館と同時に来てまずは朝ごはん、という楽しみ方もできます!

お食事も美味しいです。

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お腹を満たしたら、いざ鑑賞開始!

所蔵品で言うとこのミュージアムのコレクションが一番好きなので、お気に入りの写真が多すぎてどうしましょう…。

いくつかランダムに写真をシェア。

この天使像ですが、彫刻本体はもちろん後ろの壁のタイルもとても印象的だと思いませんか?

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ガイドによるとこのタイルの壁はこの彫刻が置いてある展示室の一角のみになっていますが、かつては展示室の壁全体がこのタイルで覆われていたそう。邸宅時代には Smoking Room だったそうです。

こういった名残が感じられるのもまたロマンですよね。

ミュージアムショップではこのタイル柄のトートバッグが売られていて、そちらを購入いたしました。Yay

裏地もついているしっかりした縫製のもので、お気に入りです。

 

そして私がここでいちばん好きなのは武具・甲冑コレクション!

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これほどまでのコレクションは他の有名な美術館でもなかなかまとめてみられないのでは、と思っています。

一番大好きな銃のコレクションは今回なぜか Close していて涙涙でしたが、甲冑や別の展示室にある銃、装飾的な剣などが山ほど見られて大満足でした。

こんな格好良く展示されている甲冑騎馬?見たら私のなかの童心が大暴れです。

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The Wallace Collection は2階建てで、2階は主に絵画が展示されています(そしてまるで普通の家具かのように美しいチェストやサイドテーブルなども展示されている)。

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基本的にはそれぞれの展示室は小さな部屋で、このように各部屋の壁紙の色が異なり、ドア越しに異なる空間美を楽しめるのですが、2階の奥は広間のようになっていて、広い空間にたくさんの絵画が展示されており、壮観です。

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私のお気に入りはまた挙げたらキリがないですが、この2点。

このミュージアムの所蔵品でもっとも有名と言えると思いますが、まずはフラゴナール(J. H. Fragonard)作の「ブランコ」(The Swing)。

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誰の作品か、やタイトルを知らなくてもなんとなくこの絵は知ってる!という人も多そう。

メルヘンな雰囲気が可愛らしいですよね。

華やかな色使いや雰囲気がこのミュージアムにぴったり。

お次はこちら。ジャン・ラウー(Jean Raoux)と言う画家の「鏡を見る女性」(Lady at her Mirror)。

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この画家は「怖い絵」シリーズで有名な「ソロモンの判決」の画家として有名ですが、この絵はどこか神秘的で艶やかな雰囲気を纏っており、思わず目を引きました。

また、なんといってもこの絵に描かれている鏡(全く同一の鏡ではないかと思いますが)がこの絵の真下に展示されており、ミラーセルフィーを撮ったり、まるで絵の再現を自分自身でできるような展示のセンスに脱帽しました。

こういうところが好き!

 

The Wallace Collection は個人の邸宅だった場所なので、大英博物館のように広すぎることもなく、じっくり全体を見て回って疲れすぎない規模なのがとても良いんですよね。

正直なところあまりにも大きいミュージアムだとどんな作品を見たのか実は記憶が曖昧になったり、疲れすぎて途中から適当になったり…

The Wallace Collection は展示数としては充分に満足できる充実度であるのと同時に広すぎず、とてもおすすめ。

そんなわけでたっぷりと美を堪能し、美術館を出た頃にはすでにすっかり日も暮れておりました。

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ディナーはもちろん予約してあったのですが、予約時間までまだ時間があったので、Marylebone でお店をいくつか見て回ることにしました。

素敵な食料品店がいくつかあるので、特に目的はないもののぐるぐると見たり、あとはこちら、The Conran Shop

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東京にもありますが、この店舗は3〜4階建てでかなり見応えがあります。

家具から雑貨まで、いつか叶えたいドリームハウスを脳内に浮かべつつ…お金とスペースのある方はぜひ…(?)

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ディナーのお店はSohoにあり、徒歩圏内(20分くらい)だったので、温かい飲み物でも買って歩いて行くことにしました。

カフェはこちら。MONOCLE CAFE。

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ショップに関してはここも東京にあるので、ご存知の方もいるのでは!

ここは以前も来たことのあるカフェ。いつも通りフラットホワイトを注文し、体を温めながら移動。

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しかしながらSohoが近づくにつれて人もどんどん増えていき、歩くのもなかなか大変なレベルでした…。

ようやく辿り着いたのはこちらの maresco というレストラン。

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最近人気のスペイン料理店ということで予約しておきました!

店内はそこまで広いわけではないですが、シンプルで清潔感があります。

地下にも席があるようなので、思ったより人は入るのかも?

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こちらの店員さんもフレンドリーで「なんでも聞いてね!」という感じだったので、私も1人客でカウンター席だったこともあり何を頼むか相談しつつ決定。普段は全くお酒飲まないのですが、せっかくだしもうすぐ帰国ということもあり、こちらも相談しつつ軽めのお酒を注文しちゃいました!

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お料理はパン・コン・トマテ(大好き)、サーモンタルタル、お豆のサラダ。

どれも美味しかったです!それぞれ味付けが強くないのが胃に優しくて良かったです。

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お腹も満たし、またいつも通り(?) Whole Foods でデザートも調達し、満足してホテルに帰着!

今回のブログはここまで。ついに次の日が最終日となってしまいます…うわ〜〜ん!

今回も読んでくださりありがとうございます!

ぜひ最終回までご覧いただければと思います🤍

では!

 

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