2022年末 ロンドン一人旅計画|日程、便利アプリ、ホテル探し、eSIMなど
2022年末に一人でロンドンに8泊10日の日程で旅行をしてきたので、その記録をまとめたいと思います。
動画等々も編集中なのですが、年始からずっと体調が悪いので、、、
なかなか作業が進まず、まず文章で記録していこうかと。
旅行中の記録も追々挙げますが、まずは数年ぶりとなる旅行の準備段階から色々とぎこちなくなっていた自分がいたので、どんなふうに計画・準備したのかをまとめようかなと思います。
まず旅行の契機ですが、昨年の秋ごろから仕事のストレスで心身の体調を崩し、しばし休職中でして、少し体力や精神面で安定してきた、かつ様々な規制も緩んできたこのタイミングで思い切って行ってしまおう!と思い立ったのでした。
もともとイギリスには大学時代10ヶ月ほど留学しており、ロンドンにも幾度となく足を運んだことがあるため、ある程度勝手知ったる場所ですし、海外の中で一番好きな場所ということもあったので、刺激と癒しのバランスもちょうど良さそうだと判断したのも、ロンドンを選んだ理由です。
今は出入国のタイミングでのPCR検査等がないのも気軽でした。
まぁ、あとはとにかくホリデーのロンドンの雰囲気がとにかく大好きなんですよね。
イギリスに行くのは留学時代ぶりなので、ドキドキの旅行計画。
以下項目ごとに旅行準備の詳細をまとめます。
※出入国に必要な書類等はコロナの状況により変わるので、各自確認するようにしてください!
- スケジュール及び航空券
日程は12/22〜12/30。
旅行に行こうと思い立ったのがそもそも一ヶ月前と差し迫っていたのと、どうせヨーロッパに行くなら一週間は行かないと気が済まない…!という気持ちで、諸々のスケジュールの間でまとめてその期間を取れるのがこの日程でした。
また航空券の値段も平日の方が安いということもあり、出入国日は平日になるようにしました。
飛行機は以下。
JL041 01:00〜06:25
JL042 09:55〜09:00
日本出国日は22日の深夜便なので、実質的には12/21に出発し、ロンドン到着日をフルで遊べるようにしました。
また、帰国便についても、日本に着く時間があまり遅いと疲労と荷物の重さで帰路難儀しそうであったので、朝の便にし、最終日は遊ぶ時間は特に設けないことにしました。12/30の朝にロンドンを発ち、12/31の朝に日本に到着するので、日程的には8泊10日になるという感じですね。
航空会社はJAL。元々ほとんどJALしか利用しないので、マイルを貯めたいというのもあり、今回もJALで予約しましたが、こだわりがない方は是非諸々比較検討するのが良いかと思います。
日程や便の時間について後から実感したことでしたが、この時期はロンドンの各サービスが相当の規模でストライキを実施しており、ヒースロー空港や電車等も例に漏れずその中に含まれていたため、朝早い時間で少しでも混雑が少ない便で出入国できるようにしたのは、我ながら正しい選択でした。
イギリスは本当にストライキが多いのですが、基本的にストライキの日程は事前に発表されるので、可能ならばスケジュールはストライキのタイミングを避けて組むか、あるいはプランB、プランCの移動手段やスケジュールを考えておくと、当日混乱することが少なくて済むかなと思います。
ストライキのタイミングは日本語のサイトでも翻訳したものを記事にしてくださっているようなものもなくはないのですが、最新の情報については「 UK strike calendar」「UK strike schedule」などで調べれば各サービスの公式ウェブサイトであったり、新聞社のウェブサイトでの記事が見つかるので、英語で確認してみるのが確実です。
例えばガーディアン紙などはわかりやすく各サービスのストライキスケジュールをまとめてくれています。
ストライキの予定もちょくちょく更新が入るので、定期的な確認必須です!
また、ストライキとは別で、今回は日程的に途中でクリスマスがあったので、お店の営業時間や各サービスの提供がイレギュラーでした。
イギリス(というかキリスト教国)は12/24以降、クリスマスホリデーとしてお店を早く閉じたり、あるいは年明けまで完全に閉めてしまうところも少なくないので、各施設の営業時間を把握しておく必要があります。
特に12/24〜12/26の期間については、
12/24→お店は休業か早く閉店。交通機関もいつもより運行時間が短い。ほとんどすべてのミュージアム休館。
12/25→ロンドンの99.9%のお店が休業。ミュージアムも休館。公共交通機関も運行なし。(タクシーも本数少なく割高のはず)
12/26→Boxing Day。一部お店は引き続き休業。ミュージアムも休館。公共交通機関は運行。
ロンドンはパリなどに比べてもクリスマスの休業具合が徹底しているようなので、クリスマス当日には何もすることがないと思って良いかと思います。
私はまだ体力的にも不安がある状態だったので、旅行折り返しのタイミングで強制お休みDayみたいなものがあるのは却って都合が良かったです。
12/26についてはBoxing Dayと呼ばれる日で、一年で最も大きいセール日となっています。
そのため、あちこちでのお買い物がかなりお得になり、日本ではセール対象になっていないようなものもかなりの割引率で購入できたりするので、人出は尋常ではないですが、頑張ってお買い物するのも楽しいかもしれません(セール自体は26日以降も続いているので絶対欲しいものがあるとかでない限りそこまで焦って買い物する必要はなさそう)。
- ホテル探し
宿泊先探しについて。
今回の宿泊先はこちら↓
Hart Shoreditch London | Curio Collection by Hilton
ホテル選びについては
①旅行を決めたのが割と直前であったこと
②ホリデーシーズンでどこも割高であったこと
③円安の影響でどこを選んでも高いこと
等の前提があり、普段であればAirbnbも含めて検討するのですが、今回については良さそうなAirbnbはすべて埋まっていて、普段の相場ではありえないような価格に釣り上げられていて、かつ大して評価が良くないところしか残っていなさそうだな…と思われました。
そこにお金を出すなら「久々の海外旅行で妥協して嫌な思いしたくないし、多少高くてもある程度信用できるブランドのホテルにしよう」という気持ちで選びました(あと単純にヒルトンが好き)。
ロンドンにはヒルトン系列のホテルが数多くあり、価格帯も様々なので、その中で価格や立地、口コミを比較して納得できるところを選びました。
Booking.com等を経由しての予約ももちろん可能ですが、ヒルトンはヒルトンオナーズ会員に無料で加入でき、会員価格で定価よりも結構お得に予約できるので、今後もヒルトンは各地で利用するだろうな〜ということもあり、今回私はこの方法で予約しました!
結果的にホテルは大満足の選択で、またロンドンに行ったときも選択肢に入れたいなと思えるところでした!
なおほぼ同内容をインスタのQ&Aでお答えしていて、今はハイライトにまとめてあるので、ホテルの良かったところの詳細についてはその画像を添付しておきます…(横着してすみません)。
- 便利アプリ
今回色々と旅行の計画中や旅行中、特に便利だなと思ったアプリを紹介します。
①Google Map
まずは言わずもがなですが、Google Map。
私はルート検索だけでなく、気になるお店に手当たり次第印をつけてあるので、自分の現在地周辺でお茶したい時、何か立ち寄れる場所や見たいお店がないかなど、参照できるようにかなりカスタマイズしています。
こんな感じ↓
数年をかけてロンドン中にピンを刺してあるので(誇らしげな顔)、今回の旅行に際してもお店選び等に困ることはなかったです!
もちろんこんな風に必ずしも事前にあちこち保存しておく必要はないのですが、自分がいる場所の近辺で「○○(エリアの名前) cafe」とかで調べて、評価の高いところに行けば大抵間違い無いので、そんな感じで活用してみてください。
海外であればGoogle Mapでの評価が平均的に高めになっている(というか日本が妙に厳しすぎる)ので、星が最低4.2くらいあればまぁ良いのではないかなぁと思います。4.5以上あれば失敗なしという体感です。
②Citymapper
※私のiPhoneの言語設定が韓国語のためアプリの言語表示も韓国語になってます。
こちら、いわゆる地図・乗り換えアプリです。
機能的にはGoogle Mapだけでも賄えるものではあるので、ダウンロード必須アプリというわけではないのですが、使い勝手が良かったのでご紹介。
Google Mapとは違い、まだ世界の主要都市でしか使えないものではあるのですが、出発地点と目的地を入力すると各交通手段での行き方や時間を提示してくれます。
また、ロンドンはレンタサイクルでの散策も気軽にできるのですが、このアプリだと自転車のドッキングステーションの場所や空き状況が非常にわかりやすいので大変便利でした。ドッキングステーションの場所自体はGoogle Mapでももちろん出てくるのですが、個人的にはこちらのアプリの方が見やすくて良いなと思いました。
ドッキングステーションに限らず、各交通手段別にカテゴリーを絞って地図上に駅や停留所の表示をしてくれる機能があるのも、すっきりしていていいなと思ったポイントです。
2〜3泊くらいの滞在であればわざわざダウンロードしなくても不便はないですが、1週間くらいいるのであれば、こういうアプリをダウンロードしておくと、少しだけでも旅の快適さが変わると思っているので、個人的にはお勧めしたいです!
※※ちなみに、ロンドンの地下鉄は圏外なので(2年後くらいにはちゃんと電波入るように整備して行くことになったらしい)、地図や乗り換えが不安な人は地下鉄駅に入る前にスクショしておくようにしましょう。※※
- eSIM
今回初めて使ってみたのがeSIM。
これまでは海外旅行の時は基本的にWi-Fi利用をしてきたのですが、データ使用量の残量を気にしたり、そもそも持ち歩くのは重くて嵩張るし、という点がいまいちだなぁ、、と思っていて、今回はeSIMを利用してみることにしました。
物理SIMという選択肢も考えたのですが、SIMカードを入れ替えると片方を失くしたりしそうで怖く、旅行先で気にかける貴重品が増えるのも嫌だなぁというので、こちらも候補から外れることとなりました。
eSIM利用の長短については各自でお調べいただきたい(なぜなら私自身も素人であまり詳しく語れないため…)のですが、個人的には以下が主な理由です。
・物理SIMの入れ替えが不要→管理すべき貴重品が増えない
・Wi-Fiの持ち歩きも不要→荷物が増えないで済む
・データ使用量についても万が一の際の容量追加が手軽(物理SIMでもこれは可能)
eSIMにも色々と種類やプランがあるので、比較検討が必要になるのですが、その際私が利用したウェブサイトはこちら↓
イギリスで使えるeSIM一覧 - 海外旅行者向けのプリペイドデータプランを比較
私は以下の条件で検索しました。
・10日間以上有効(1ヶ月程度のプランが多いんですが、そこまでは不要かなと思い候補から外しました)
・5GB〜10GBのデータ容量
・データ容量追加が可能(手軽)なプラン
・電話番号ありのプラン(こちらも万が一で。また、現地での予約サイト等で電話番号を求められる可能性があるとも思い。実際には特に必要なシーンはなかったです)
また、上記で候補を絞った後は、価格よりも評価をみて決めました。
結局スムーズにネット環境に接続できないと意味がないので、安かろう悪かろうだと困ると思い、最安ではなくとも大手の通信社のものであったり全体の評価が安定して高そうなものを探しました。
私は以下のプランにしました。
プロバイダ:Sim Options
プラン名:Orange Holiday Zen eSIM(電話番号付きプラン)
データ容量:8GB
有効期間:14日間
価格:$29.90
結論としてはこのプランで特に問題や不便はありませんでした!
基本的にはスムーズにネット環境にアクセスできましたし、容量も余っていたくらいです。
私は今回一人旅ということもあり、本当に四六時中スマホを触っていたんですが、それでも多分8日間で5GB程度だったので、私ほどスマホ触らないという人は5GBくらいのプランでも充分なのではないでしょうか。
あとロンドンはミュージアムやカフェ等、多くの場所で無料のWi-Fiが飛んでるので、それがある場所ではそちらに接続しておくとデータ容量の節約になりますね。
ただ諸々の設定等については、プロバイダ等の関係で英語が理解できないと多分結構苦労するので注意です。
基本的な設定については日本語のブログ等でも検索すれば充分に理解可能かと思います。
ざっくり言えば、プランの購入が完了すると、設定方法等の説明資料と一緒に、一回のみ有効なQRコードが送られてくるので、それを読み込むとアクティベート完了します(製品によっては再起動等のプロセスが必要なものもあるので、それは説明書をちゃんと読みましょう)。
データ容量の使用状況確認や、容量追加等についても、プロバイダやプランによって専用のアプリで簡単にできるものもあれば、私が利用したプランでは専用のウェブサイトからチャージしなければならないものもあります。
なお、使用状況の確認については私が購入したプランでは専用の番号に電話をかけると音声でお知らせしてくれました。
ちなみにeSIMの設定が完了すると(iPhoneでは)以下のモバイル通信の設定画面にて、「🇬🇧Travel_20221221」のような感じで自分で設定したラベルで、この購入したプランが選択できるようになっています。
旅行計画としては主には以上です!
ほかにも細々あるのですが、それは今後の記事で思い出しつつ書いていけたら…
これから久々に海外旅行に行く方も増えると思うので、誰かの参考になれば嬉しいです🤍
それでは!