1/23〜1/25 尾道旅行(1/23)

始まったぞ旅行〜

朝はDEAN & DELUCA で食べた。(TMI)

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利用したのはJAL

特に理由はないけど、昔からなぜかANAよりJAL使いがち。

 

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ちょうど2時間くらいで、寝てれば広島空港に着く。

飛行機が少しだけ遅れたのだけど、出発しかけた空港バスの運転手さんが私たちがドタバタ走ってたらわざわざ止めて乗せてくれた。

お優しい…

 

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広島空港〜尾道間の直通のバスは1日に3本くらいしかないっぽくて、バスを乗り継ぐか、電車とバスの乗り継ぎとかになる。

不慣れな場所だと乗り継ぎは多少面倒ではあるけど、まあ言葉が通じるだけで全ての問題は無いも同然なので…

 

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乗り継ぎのために降りたのは高坂PA

まじで何もない…

いや、何もないというのは語弊があるのだけど、あまりに人の気配がなくガランとしているので不安になった。

ちゃんと乗り継ぎのバス、来るよね…?

 

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手持ち無沙汰でお土産を見てたんだけど、真っ赤なカープコーナーを見て「広島に来たんだな〜」と思ったりした。

 

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温かい飲み物を買ったり、ハイウェイ記念スタンプ?を押してみたりして30分くらい?待っていたら無事バスが来た。

 

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空港に繋がるバスはSuicaが使えたけど、このバスは現金だけだったのでちょっとワタワタしてしまった。

キャッシュレスに慣れすぎると良くない。

そもそも多分このエリアはSuicaより別の名称の方がメジャーな気がする。(ICOCAとか)

Suica PASMOと当然のように口にするのは東京の傲りのような気がしてきた。これからは交通系ICと呼びます。(急にどうしちゃった?)

 


広島空港から尾道は、スムーズにいけば(スムーズに行けば)1時間ほどで着く。

ずっと雨予報で心配だったけれど、曇ってはいたが雨は降っていなくてよかった。

 

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尾道駅が思っていたよりずっと新しくて綺麗で驚いた。(失礼…)

後から聞いた話によると最近までは120〜130年くらい歴史のある駅舎だったらしいけれど、取り壊して新しい駅舎にしてしまったらしい。

 

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バスを降りたところからすぐに目の前に見えるクレーンが立ち並ぶエリアだけど、尾道の地形を「瀬戸内海側の海岸沿い、坂多い」くらいしか理解できていなかったので、地続きの尾道の一部かと思っていたら向島だと聞いてびっくりした。

近すぎ。

まじで向かいの島じゃん。(そうだよ)

 

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港町なだけあって、バイクのナンバープレートが可愛くて。(番号部分は加工して消してある)

波打ってるの可愛すぎる…

 

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お昼は早速名物のラーメンを食べようと思っていたんだけど、いざ向かったお店がなんと臨時休業であった。

シャッターに貼り紙してあるタイプのやつ…

なんでもかんでもネットに書いてあると思ったら大間違いなんや…(反省)

幸い尾道は坂は多いがコンパクトな町で、その中にラーメン屋さんがぎっちりあるので、すぐ近くにあった「メディアに紹介されました!」っていうラーメン屋さんに行った。

丸ぼし というところ。

 

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びっくりするほど熱くてびっくりするほど喉が渇かないというのが謳い文句?みたい。

結果としてはびっくりするほど熱いわけでもなかったし喉も普通に渇いたけど(そういうこと言う?)、味はしっかり美味しかった!

 

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尾道ラーメンって結局どんな味なのかと思って調べてみたけど基本的には醤油ベースらしい。

あとは店によって魚介ベースだったり背脂コッテリだったり、かなり特色があると言われてしまうと「尾道ラーメン」を食べるというよりは単純に「尾道で評判の良いラーメン屋」を調べて食べに行くみたいな作業になっている気がしなくもない。

まぁここで急に深く考えても意味なさそうなので一旦スキップ。

普段特にラーメンが好きなわけではないのだけど、この機会に色々食べ比べをしてみることになった。


丸ぼし のラーメンも醤油ベースで思ったよりあっさりしていて食べやすかった。

胃腸が油の分解に弱過ぎてすぐにもたれてしまうんだけど、ここのラーメンは大丈夫だった。

ありがたい。

昼間は少し列ができるけど、回転率が良いので割とすぐ入れた。

 

 

ホテルのチェックインが15:00で、それまで2時間ほど暇ができたので恒例のカフェ探しへ。

この友人との旅はいつでも、国内外問わずカフェに行くことが最大の目的になっている。


記念すべき第1軒目は 尾道浪漫珈琲 になった。

店構えがとても好き。

 

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コメダ珈琲、上島珈琲あたりに通ずる何かを感じる佇まいだよね。

また食後5分くらいだったので(尾道はコンパクトだと言ったじゃろ)、とりあえず飲み物だけ頼んだ。

 

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友人はブレンドで、私はカフェラテ(ブラックが飲めない)。大体いつもこう。

実は2週間前にも別の共通の友人達も交えて会ってるんだけど、その時に話しきれなかった仕事の愚痴なんかを散々聞いてもらった。

 

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胃袋も落ち着いてきたところで最初のおやつを摂取した。

プレーンワッフル!

フルーツとかチョコレートとかのもあった気がするんだけど、プレーンのこの純朴さ?に惹かれてほかの選択肢は正直目に入っていなかった。そして大正解だった。

 

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焼き立てのワッフルの香りってなんでこんなに人間の心のガードを下げるのでしょうか……。

真ん中はアイスではなくバターです。正義。

早速幸せを更新してしまった。

 

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ぼちぼちいい時間になったのでホテルへ向かうことにした。ホテルは100段の階段の先にあるので、連絡すると階段の下まで迎えに来てくださいます。

大感謝。

尾道は古いお寺が多いので一瞬「僧侶の方…?」と思しき作務衣のような格好をした方がスタッフさん。(すこぶる良い人)

 

ここに来てやっとホテルの説明します。

泊まったのはここ。

 


LOG

LOG

 

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LOGはLantern Onomichi Gardenの略らしい。

 

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スタジオムンバイのプロジェクトなんだって。

スタジオムンバイ自体は去年、原美術館での展示を見てからずっと知ってはいたんだけど、LOGのプロジェクトに取り組んでいるのは知らなくて、LOGの概要を読んでいて初めて繋がった。

でも言われてみると、たしかにスタジオムンバイ「ぽさ」をそこかしこに感じる。

 


元は山の中腹にあるアパートを改築したところで、ご覧の通り建物はたしかに素朴なアパートそのもの。

元々人が生活していた建物だからか、空間自体にとても居心地の良さを感じた。

色味も温かい建物の外壁の柔らかなピンク、暖色の灯り、明る過ぎない照明と、あとやっぱり自然の緑は偉大だな〜。


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客室はたった6室。

3室ずつで部屋タイプが違って、私たちが泊まったのはスタンダード2ベッドルーム。

それぞれの空間が確保されてるのが魅力的だった。

 

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安くない宿泊費な分、必要なものはなんでも揃っていて、とても満足度が高かった。

なんといっても洗面台が2つあるのは素晴らしい…

シャワーとトイレも分かれているし、部屋の中でも各々のペースで過ごしがちな私たちにとってこれ以上のお膳立てはないかもと思った。

 

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部屋全体が和紙張りなのがまたとても肌触りが優しくて落ち着く空間だった。

まぁ尖ったものを引っ掛けたり落としたりしたらどうしようという緊張感がなかったかと言われればちょっと気は遣ったけど。

 

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カーテンはないんだけど窓の大きさがしっかりあるし、高台にあるので陽の光がしっかり入ってくるのが良かったなぁ。

景色も言わずもがな。

 

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私たちは結局使わなかったけど、部屋に備え付けのスマホがあったのも「今時だなぁ」と感心した。

大きいホテルとかだと最近はもう珍しくないけど、こういうこじんまりしたとこにはまだまだ浸透してなかったりするから、心配りが細やかだなと思った。

 


あと、心配りでいうと、部屋にはテレビと時計がない。

個人的にはこれがとーーーっても粋なポイントだと思う。

リラックスしたくて来ているので、無意識に自分を追い立てるものがないというのはストレスから解放されるのに必要不可欠だなぁと。

 

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個人的なお気に入りは建物内にあるカフェ(宿泊者以外も利用できる)と、ライブラリー(宿泊者のみ)。

 


カフェは夜はバーにもなる。

Atmosphere という名前。

 

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このLOGで飲めるチャイが最近飲んだチャイで一番美味しかった。

何杯飲んだかわかんないくらい飲んだ。

カフェもとてもこじんまりしてるんだけど、とにかく良い静けさなの。

シーンとするわけでもなく、うるさくする人もいなくて。程よく色んな背景音が聴こえてくる。

カフェの壁2面を囲む窓のおかげで、昼間の光から夜の暗さに移り変わっていく空間の表情がとても魅力的だった。

 

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空間の素敵さだけでなくてフードももちろん美味しかった。

私が食べたショコラテリーヌは柑橘のピールの香りとお塩のバランスがとても美味しかった!

友人が食べてたのはなんだったかなぁ。レモンケーキだっけ…。

 

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ありがたかったのは、チェックインの時にウェルカムドリンクのチケット(これがコースターというセンス!)をくださったこと。

2泊するので1人2枚いただけたのもとても嬉しかった。

ウェルカムドリンクと聞いたのでてっきり小さなグラスの飲み物かなと思っていたらカフェのドリンクを好きなもの1杯いただけるというものですごくよろこんでしまった。

 

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ライブラリーの説明は、実際にライブラリーを利用した次の日の記事ですることにする。

 

 

 

カフェでのんびりしていたらそろそろ夜ご飯かなという時間になったので、外に出た。

 


夜道は少し怖い。夜は暗くて静かという当たり前のことを思い出した。

 

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元々行こうと思っていた海鮮居酒屋みたいなところに団体客が来るということでふられてしまったので(蘇る昼食の記憶)、どうしようかなぁとフラフラ歩いて結局 かき左右衛門 というお店に行った。

生牡蠣とお刺身と半生鰹節のサラダを食べた。

広島に行くからには牡蠣を食べたかったので、無事美味しく食べられてよかった。

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無難に美味しかったので(?)無難におすすめです。

 

 

夜ももちろんカフェに行かないと気が済まないのだけど、あんまり選択肢がないことはわかっており…

尾道駅2階のNEOというカフェが9時までやっているみたいだったのでそこまで行った。

 

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ここで気付いたけど、LOGとNEOと、あとチルな雰囲気でやたらとおすすめされるU2というこちらもホテル・飲食店etc.をやっている複合施設は全て同じ運営会社だった。


TLB株式会社というところらしい。

TLB株式会社

 

どうにも捻くれた性格なので私も友人もなぜか「やたらと"おしゃれだよ!"と薦められるU2にはそう易々と行かんぞ」という無言の了解的なものができてしまった。(そして結局行かなかった。笑)

まぁ単純に場所的に少し面倒で行かなかっただけという感じなんですけどね。

 

NEOに話戻すけど、お店自体は天井も高くて開放感があったし、ティーソーダも美味しかったです。

 


駅の1階のセブンイレブンに結構色々お土産が売ってたので夜食と一緒にお土産もいくつか買ってホテルに戻った。

 

 

部屋の窓にカーテンはないけど部屋は暖房つければ暖かいし、ベッドルームの障子を隔てているので冷気はほとんど入ってこないと思う。

ただ暖房をつける分、各ベッドルームに加湿器はあるけど結構乾燥はした。

 

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日が変わるくらいの時間にのんびり各スペースに分かれていってのんびり各々本読んだりケータイいじったり音楽聴いたりして眠りについた。

 

 

朝早くから動いていたので1日が長くてとても充実していたなぁとしみじみ思った。

次の記事で2日目の話をしていきます。

1日目だけでどんだけ話長くなるんでしょうか。