短期韓国語学留学 in ホンデ語学堂 〜語学留学までの経緯と事前準備(申請から家探しまで)〜
前回に引き続き、ホンデでの語学留学について話をしていきます。
完全に私事ですが、そもそも語学留学自体に行った動機について。
1年休学を挟んで、留学を繰り返しての就活や卒業などについての経緯や、それぞれの時期について悩んでいる方が多く、留学に踏み切れない、とのご質問をよくいただくので、その話も交えながら書いていきます。
このブログの一番最初の記事にこんなことを書いているのですが、
韓国語の勉強自体は大学1年次の秋に独学で始め、その後大学でも授業を受けながらのんびり進めてきました。10ヶ月のイギリスにいる間は韓国の授業が受けられなかったので韓国人の友達を作りつつ、やはり現地で学びたい気持ちを捨てきれず、こうして語学留学しようと思い至りました。イギリス留学をしながら韓国留学のことを考えるというよくわからないことをしてました…
ご挨拶 - good question blog
という感じの(?)韓国語学習の経歴?があります。授業半分、独学半分、みたいな感じでやってきたんですね。
これに追記すると、前回の記事でもちらっと書きましたが、
4年前の大学2年生の夏期休暇の間に、大学の協定校である高麗大学のサマーコースに参加していました。めちゃくちゃ大変だった、、、
これは語学留学ではなかったんですが、受講していた授業のうちの1つに韓国語の授業(韓国語を習う授業)があったので、語学留学っぽいといえばそういう一面もあったかもしれない。
いずれにせよ、その時はまだまだ韓国語初心者だったし、ほかの勉強が泣くほど大変だったので、そこまで韓国語を熱心に学んでいたかというと、わりと息抜き気分でした。
ただこの留学は大変だった記憶も含めとても良い経験として自分の中に残っていたし、
その後韓国語をより熱心に学ぶようになってからは、この時の留学を思い出すにつけ、「もっと韓国語が伸びた今なら、もっとたくさんのことを吸収できただろうに」という気持ちが常にありました。
懐かしの4年前の写真を何枚か。ちなみに高麗大学にも語学堂ありますよ〜
(高麗大学。校舎がかっこいいと有名です。これは正門から見える建物ですが用途は謎。笑 私は別の建物で授業を受けていました。)
(懐かしきグループプレゼン。これがなかなか大変だった。笑)
(テスト勉強。PPTで行われる授業内容とは別に、試験は分厚いテキストから出るので毎日ヒィヒィ言ってました。)
上にもありますが、10ヶ月の交換留学はイギリスに行っていたので、そこでは少し韓国語学習からは離れていて、ただその間もずっと語学留学は諦められなかったので、どうせ就活を1年遅らせるなら(就活を1年遅らせるのはイギリス留学してまもなく決めていたので)就活以外の卒業までの期間、語学留学に行けないかと現実的に考えるようになりました。
イギリスから帰国後も卒業時期など色々と考え(春卒業と夏卒業の選択肢があったので)、家族とも話し合った上で、1年間休学して、就活と語学留学(&卒論)の時間として過ごすことにしました。
重要な事柄を一度に複数進められない性格なので(効率が悪くて)、もともと夏卒業にすると就活と卒論を同時進行にせねばならず、そんなことは絶っっっっっ対に無理なので、だったら1年休学で翌春卒業にし、就活→語学留学→卒論、と1つ1つ着実にやっていこうということにしたわけです。両親ありがとう。おかげさまで無事卒業できます。あと、イギリス行く前にほぼ単位回収していた過去の自分もありがとう。
ただそのためには就活を夏までには必ず終えることが必須だったので、就活準備をろくにしていなかったにも関わらず、い3月から就活を始めたらちょっと焦ったりして。笑
無事に6月中に終わって結果オーライでしたが!途中なんとなく自信がなくなったりして「やっぱ留学は無理かな、、、」なんて思っていると親に「今更行かないとか言う!?行くでしょ!」と逆に(??)激励されたりしていました。
時系列が意味不明だと思うんですけど、
2015年(2年生):夏に高麗大学サマーコースへ
2016年秋〜2017年夏(3年生〜4年生):イギリスへ10ヶ月交換留学
2017年秋(4年生):復学
2017年冬〜2018年秋:休学←ここで就活、語学留学
2018年冬〜現在:復学←ここで卒論&まもなく卒業
という形です。
そんなわけで無事行けることになった語学留学ですが、まず渡航前の色々な手続きが必要ですよね!
ただ韓国に飛んでホンデに飛び込んでも何も起きません。
当然事前に申請が必要なわけですが、9月開講の秋学期の申請は夏に申請します。
私の時は申請期間が1ヶ月くらいあって結構余裕だったんですが、今年から申請期間が短くなっています。なお、定員に達してしまった場合は申請も締め切られてしまうので、早いに越したことはないです。
ちなみに今年の申請期間は、春学期は1月に申請し3月開講、
夏学期以降の申請期間は以下の通りです。(語学堂HPから)
年度 |
学期 |
D-4ビザの申請者 |
ノービザ国家及び ビザ所持者 |
2019 |
夏 |
2019.04.01~04.19(金) |
2019.04.01~04.26(金) |
|
秋 |
2019.07.01~07.19(金) |
2019.07.01~07.26(金) |
|
冬 |
2019.10.01~10.18(金) |
2019.10.01~10.25(金) |
アカデミックカレンダーは以下の通り。 (語学堂HPから)
年度 |
学期 |
始業日 |
終業日 |
&レベルテスト |
2019 |
夏 |
2019.06.10(月) |
2019.08.16(金) |
2019.06.03(月) |
|
秋 |
2019.09.09(月) |
2019.11.15(金) |
2019.09.03(火) |
|
冬 |
2019.12.09(月) |
2020.02.14(金) |
2019.12.03(火) |
上の表にありますが、D-4ビザというのはいわゆる語学留学ビザ。
語学学校に半年以上通うことが条件のものです。
ワーホリビザとは別物なのでこの辺をごちゃ混ぜにしないよう、よく大使館や語学堂などのビザ申請ページをこまめに確認しましょう。これは、一般の親切の方が書いてくれているブログなどは参考にしないように!
ビザ申請に関する手続きや条件などは意外とこまめに変わったりしますし、ビザ申請をミスると強制帰国させられたり、もうその国に渡航できない、なんてことはぜんぜんあるので、絶対に大使館のホームページを自分でその都度確認するか、もしくは、それなりのお金はかかりますが、留学の斡旋会社などにお願いしましょう。
半年以上滞在する人は、現地での外国人登録なども必須なのでそのあたりも含め!
ちなみに私のように1学期(約3ヶ月)しか滞在しない場合はノービザでOKなので、この辺りは気にしなくて大丈夫です。
私はビザ申請や外国人登録は必要なかったので、ここでは触れないことにします。
適当なこと言っちゃダメだからね、、、!
申請に必要な書類は、以下の通り。(語学堂HPから)
・入学申請書及び学習計画書 (本校のフォーム、証明写真貼付)
・パスポートのコピー
・最終学歴証明書のコピー(卒業証書、卒業証明書、大学の在学証明書、高校の卒業見込証明書など)
・銀行残高証明書(5,000$以上)のコピー (但し、D-4ビザ申請者に限る)
※ 本人名義の口座で、1ヶ月以内に発給されたものだけが有効 (本人ではなく親の口座である場合、家族関係証明書類を追加に提出)
・外国人留学生保険証書のコピー (入学後に提出、未加入者は入学後に保険加入可能)
一番上の「入学申請書及び学習計画書」ですが、
これはHPから日本語のものがダウンロードでき、入力&提出も日本語でできます。
楽〜!
この書類には
希望留学期間、学生情報(ビザ取得予定ならビザの種類、決まっていれば韓国の居住地、なども)、学歴、韓国語学習経験の有無、留学経費支弁関連、レベルテストの参加可否、自己紹介および学習計画
などを入力しました。
私は勝手に?自己紹介や学習計画は韓国語で記入しましたが、全然日本語で大丈夫なはずです。レッツ気負わずトライ!
外国人留学生保険に関しては私は入学後に加入しました!
そしてお次は何と言っても大切な家さがし!!!!
長期間の留学などであれば、本来はしっかり内見などをして決めたいところですが、
今回は短期間であったので、多少のアラにはこれまでの留学経験で耐性がついているし、日本にいながら不動産屋さんとやりとりをして決めました。
私は、友人が韓国に10ヶ月交換留学に行った時に使った不動産を紹介してもらいました。
テソン不動産というところで、日本人のスタッフさんがいらっしゃいます!
ホンデ、新村エリアが専門の不動産だった記憶です。
こちらにいらっしゃる日本語対応のスタッフさんが、LINEで無料で(!)本当に細かく丁寧に対応してくださいます。
私も流石に家探しに関しては最低限満たしたい条件もあるし、失敗したくなかったので、日本語で対応していただけるのはとっても助かりました!
家探しに限らず、生活全般に関する様々なことをサポートしてくれる情報が掲載されているので、オススメです!
LINEを通して、自分の滞在期間や、希望する条件をお伝えすると、それに合う物件を複数紹介してくださるので、その中から選んで、テソン不動産を通して契約する形になります。
本当に相談手数料も一切なく、ここまで親切に何から何まで教えてもらって良いのか!?というくらい丁寧な対応です!
わからないことはなんでも聞けましたし、到着して大家さんと直接契約が完了する(私の場合は最初に家賃を全てお渡しする必要があるところだったので)のが確認できるまで気を配ってくださったので、とても心強かったです。
初めての留学の方でもここまでサポートしてもらえたら不安もなくなるんじゃないかな!?
最終的に私がえらんだお部屋は、下宿(ハスク)と呼ばれるスタイルのお部屋。
家賃は月650,000ウォン。(窓の向きや部屋の広さによって部屋のお値段が多少変わるみたい)
前回の記事にも載せましたが中はこんな感じ。
(壁紙のインパクトな!通称脳みそ部屋。ほかの部屋はシンプルなのになぜかここだけ妙に派手)
大学から歩いて15〜20分くらい。
歩くのが好きなので、この距離は(遅刻しそうなとき以外)とてもちょうどよかった!
雨の日やめんどくさいときだけちょっとだけバス乗ったりして。
(通学路。紅葉が綺麗で楽しかったな〜)
ここは着いてから寝具類は全て揃えなくてはいけないのですが、
家のすぐ近くに布団屋さんがあったうえ、大家さんが連れて行ってくれて一緒に全て決めてくださったので、全く問題ありませんでした!
ホンデの駅から歩いて5〜7分程度なので、何かと本当に便利。
3ヶ月の1人生活には充分な広さ。壁は多少薄いですが、すごく神経質にならなければいけないほどではありません。
シャワーとトイレは韓国あるあるのドッキング型ですが、各部屋ずつにあったのは大事なポイント。
私水回りは他人とシェアできないので、、、
各部屋にミニ冷蔵庫がついているのも助かりました。
洗濯機は2台あって、これは共有。
難点としては掃除機を借りられなかったこと。
クイックルワイパーのようなものを買って、定期的に床掃除をしていました。
古い建物ではありますが、オンボロで不潔というわけではありませんでした。
大家さんが日中よく熱心に廊下を掃除してくれたおかげ
ホンデにあるビルのワンフロアがハスクになっている感じ。
エレベーターがきちんとあるので、荷物はご心配なく。
この下宿は朝と夜が食事付きで、おかずやキムチ類は冷蔵庫から自由に、メイン系は2日おきくらいに鍋に作っておいてくれます。
わたくしの盛り付けの壊滅的なセンスの関係上アレな感じですが、こんな感じ。
美味しかったのですが、わりとワンパターンで飽きてしまうのと、メニューがタンパク質が不足しがちな内容だったので、結果的に後半はほぼ外食していたこと。
朝ごはんも夜ご飯と同じものを朝も食べるというだけなので、朝胃袋が小さすぎる私には重すぎて、結局パン屋さんに寄ったりしていました。
加えて、男女混合の下宿なので、後半男性が多くなってからは、食事を食べようと思ってもほとんど前の人たちが食べてしまっていて全然残っていないなんてことがしょっちゅうあって(作るのも2日おきくらいなのでなおさら)、食事付きだから少し家賃が高めのところにしたのになぁという不満はありました。
といって周りの人に食べるな!とも言えないし、大家さんも作るときは鍋いっぱいに作ってくれてはいるので、どうしたもんか、という感じ。
しかも朝(6時か7時から9時まで)か夜(5時から8時)しかダメなのに、勝手に昼も食べちゃう人が多発だったので、その辺は住む側の民度が問われます。
大家さんの悩みの種でもあるみたいで、しょっちゅう愚痴られました。笑
一度完全にやばい感じの日本人男性居住者が騒ぎを起こして治安が最悪になったのですが、それ以外は静かな下宿だったのは勉強や睡眠を阻害されず暮らしやすかったです。
やばい人の有無はどこに住むにせよ完全に運ゲーなので、、、
下宿の食事問題に関しては、これは下宿あるあるだと思うので、どこかの下宿を考えている方はこの辺も参考にしてみてください!
ちなみに私が住んでいた下宿では、日曜日は食事がなかったので、ラーメンを作ったり、目玉焼きを焼いたり程度の台所の使用はOKでしたが、
いわゆる料理は禁止されてました。そのあたりの線引きも物件によりけりなので、よく比較してみてね!
半集団生活みたいなものなので、例えばものすごくうるさい人たちがいるかもしれないとか、そのあたりはある程度覚悟しないといけませんね。
まあそれは寮生活にしろ同じですが!
この辺りの「思い通りにいかなさ」も留学の醍醐味だと思って乗り越えられると良いなと思います。笑
そして我慢できないなと思ったら大家さんなりにきちんと訴えることも含めて。
今回も随分長くなってしまいましたが、こんな感じ!
少しでも何かの参考になれば♡
HPなどを見るだけではわからないところも伝えられればなと思います。
留学してみたいけど、何からどう始めればいいかわからない方の手助けになれたら嬉しいです〜!
ちなみに!ホンデ語学堂の公式HPはこちら。ぜひ色々読んでみてください!