短期韓国語学留学 in ホンデ語学堂 〜ホンデを選ぶにあたっての個人的なポイント編〜

お久しぶりです。また少し間があいてしまいましたが、、、

情報を色々整理するのってちょっとめんどっちいのよね。笑

 

今回はこのブログの本来の(?)内容、韓国での語学留学について、改めて色々と情報をまとめようかなと思っています。

1ヶ月間くらい書いていた(そして途中で追いつかなくなりギブアップした)これまでの記事は割と独り言の日記を公開しているような感覚に近いので、どんな生活してんのかな〜ということはわかる、かな?と思いますが(わからないかもしれない)

その辺りの内容がとっちらかってるのでここでまとめましょう。

 

改めて書くと、私が参加したのは、ソウルにある、皆さんもご存知であろう、ホンデの付属の語学堂です。ホンデって大学のことですからね!念のため。駅の名前ってだけじゃないぞ。正式名称としては、弘益大学校 国際言語教育院・韓国語教育部で、韓国語教育プログラムを受ける、ということになります。

期間は2018年9月10日〜2018年11月16日。オリエンテーションおよびクラス分けテストは9月4日でした。

今年は数日程度のズレがある可能性はあります。

 

プログラムの細かい説明は後ですることにして、まず私が個人的にホンデを選んだ理由としては、①学費が他の語学堂より比較的安かった、②立地が良い、③サポートがしっかりしてるように感じた、④自分で住むところを探す必要があった、⑤テキストに惹かれた、⑥授業だけでなく文化体験の機会がある、などがあります。

 

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(皆さん馴染み深いであろうホンデ正門)

 

細かく話していくと、①に関しては、ソウルにある語学堂(大学付属)の学費は、1学期あたりおよそ1,600,000ウォン〜1,750,000ウォンくらいの相場になります。

ホンデの学費は1学期あたり1,550,000ウォンです。もっと安い語学堂も2、3箇所あったんですが、立地的にちょっとソウルの中でもはずれの方あったりして、短い間しか韓国にいられない身としてはもう少し中心地の方で効率よく?楽しみたいなぁと思いました。あとは、学費が安い分、1週間分くらい期間が短かったりするところもあって、こちらとしてはたかが1週間、されど1週間なので、すこしでも長い方を、と色々間をとった結果ホンデがちょうどいいのかなと。

注意点としてはホンデ以外の大学は基本的に付属の寮があるので、おそらくそこに申請すれば住む場所は確保されるのだと思います。この辺りはわかりませんが!

学費に寮費が含まれるのかもわからないです。それも語学堂によって違うのかな。

でも、寮の部屋のタイプが選べるようなところもあるので、そうすると部屋によって料金が変わって来るのはおそらく確実なので(例えば3人部屋より2人部屋の方が高いですよね)、寮があるにしても寮費自体はきちんと語学堂のホームページを参照しましょう。

ホンデでも寮に住んでいる子もいるにはいたのですが、なんだろう、短期でしか来ていない学生とかは住めないのかな、、、?

交換留学で来ていたクラスメイトの子が寮に住んでいたので、交換留学などの提携を結んでいたりすると寮の案内とかもしてくれるのかもしれません。わからないんですけど、、、

 

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(教室は奥の301。びっくりなことに教室の中の写真を撮っていませんでした。笑 人の顔が写り込んじゃうからかな、、、)

 

 

②の立地に関しては上にも書いた通りで、3ヶ月弱という短い期間の中で、韓国生活をより効率よく楽しめるのは中心地にある大学の方だろうと思ったからです。

4年前に語学留学でなく、高麗大学校のサマープログラムに参加していた時に、やっぱりちょっと中心から離れていると、出かける時ちょっと面倒だなぁと感じていたのもあり。ただ、中心地から離れている静かな学校の方が、良くも悪くも遊びは少ないので、勉強には集中しやすく、出費も抑えられるし、飲食店での食費も安かったりします。

ご自分の重視するポイントに合わせて選ぶのがよいですね!

 

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(下宿のすぐ近くからの日暮れ。ホンデの大通りに面していましたが、騒音は全く気になりませんでした。)

 

 

③のサポート面ですが、これは後ほど細かく記述していきます。

日本語や中国語対応の職員さんが常にいますし、重要な連絡などは必ず日本語話者の学生には日本語で、案内をくれます。個人的にはこういった場面も四苦八苦、試行錯誤して現地語について行くのが語学留学の試練であり醍醐味なのではないかと思うところもあったので、なにもかも母国語で対応してくれるのは、ありがたく安心感もありつつ、物足りなさもありました。ただ、ハングル自体を習い始めたばかりの初級の学生もいるので、そういった学生のためにはやっぱりその学生の母国語での案内は必要ですよね。特にビザ関連はね。

 

④については①の続きっぽい話になりますね。ホンデには寮がないと書きましたが、寮がないと初めての留学だと不安かもしれません。私は逆に色々留学をして来て、学校やコーディネーターが紹介してくれるホームステイか、交換留学での寮生活しか経験したことがなかったので、「自分で住む場所を探して決める」というプロセスそのものを経験したい気持ちが強く、私にとっては魅力ポイントでした。

家の決め方に関しては、これもまた後で紹介します。

 

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(住んでいた部屋。下宿です。ごちゃっとしていて恥ずかしいですが。なかなかのインパクトがある部屋。笑)

 

 

⑤のテキストですが、ホンデの語学堂では、1〜4級(初級〜中級)ではホンデのオリジナルテキストを使い、5〜6級(高級)ではソウル大学の言語教育院のテキストを使います。渡韓前にTOPIKの4級を取得していたので、クラス分けでは4級もしくはうまくいけば5級に行けるかなと思っていたので(結果的には5級のクラスでした)、4級になるにしても、基礎をしっかり固めるまでの4級までがオリジナルテキストというのは、その語学堂に通う学生によく合わせたテキストをきちんと作っているのだなと印象がよかったですし、5級になるにしてもソウル大学のテキストなら信頼できるだろうと思ったので、ホンデにしました。

 

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(使っていたテキスト。前半でAのテキスト、後半ではBを。授業ではその日のトピックについて Student's Book をまず主に、Workbookはその後文法事項の確認と実践で使っていきます。)

 

 

⑥に関しては、これは個人的には微妙でした、、、

学期中に全学生が一緒にする(というか同じところに行く)文化体験が1回、プログラム終了前に級別の文化体験が1回です。

年によってと級によってやることが変わるので、単に去年の秋学期というタイミングが運が悪かったのかもしれませんが、前半の文化体験がロッテワールド(全く興味がない)、後半の級別文化体験がハンコ作り(つまらなくはなかったがすごく楽しいわけでもなかった)だったので、うーーん、という感じです。

他の級の料理体験とかが羨ましかったなあ。

 

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ロッテワールドに行った日。ミセモンジが半端じゃなかった日。笑)

 

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(ハンコ作りの日。楽しくなかったわけじゃないけど、使い道がないのでその後どこかへ行ってしまったハンコ、、、)

 

追記としては、③に関連して、ホンデにはトウミ制度という、タンデム?スピーキングパートナー?の制度があって、申請が通ると現地学生とペアを作ってくれて、スピーキングの練習をサポートしてくれる制度があります。行く前にはこれも惹かれたポイントの1つで楽しみにしていたんですが、私は就職予定の企業の内定式のため、一時帰国せねばならず、その日程と、出席必須のトウミオリエンテーションが被ってしまい、交渉虚しくトウミはできなくなってしまったので、上の項目にはあげませんでした。

これも級が高級だとそもそも優先的には組んでもらいにくいそうです。初中級の方が申請は通りやすいみたい。あとはやっぱり相性はかなりキーみたいで、すごく熱心にサポートしてくれたり、仲良くなれる人もいますし、多分パートナーになる学生もおそらく単位かなにかにプラスになる仕組みになっているのか、適当な感じでろくに会ってくれず、会うたびに書いて提出しなければならない(会わなくてはならない最低回数が決まっているので)レポートを口裏を合わせて提出しようとする子もいるみたいです。特に相手が試験期間だと、韓国の学生の試験期間は本当に大変そうなので、「もう会ってられない!」みたいな感じになりやすいみたい。この辺は完全に運です。

ただ、パートナーは絶対に同性と決まっているので、女子生徒が男子学生のせいで嫌な思いをしたり、逆に男子生徒が女子生徒のせいで嫌な思いをしたり、という可能性はパートナーを組む時点ではありません。その点は安心ですよね。

あまりにもパートナーに問題がある場合は交換してくれるのか、とかまではわからないのですが、語学堂という性質上、外国人学生しかいないので、実際韓国人と知り合える機会は正直ないので、積極的にトウミなりなんなりで交友関係を広げようとしない限りはネイティブの人と話したい、という部分は達成は難しいです。

一応語学堂学生でも入部できるようなトンアリ(クラブ活動のこと)も複数紹介してくれているので、気になるのがあれば話を聞きに行っても良いかと思います!

 

 

もう1つはTOPIK対策授業があること。この話も③の内容に関わっているんですが、これも、授業が良くないとかではなく個人的にレベルが合ってなくてドロップアウトしてしまったから上の項目に書かなかっただけなのですが。

このTOPIK対策授業は確か追加で200,000ウォン(テキスト代は別)で、授業最後の模擬試験で何割以上だったかをクリアすると半額返してくれるというもの。

これは完全に希望制で、規定人数に達さないと開講されないものです。午前に通常の授業が行われ、TOPIK対策授業は午後に行われます。

私はTOPIKの6級が個人的な目標だったし、前回4級を受けた時も対策をほぼせずに偶然で受かったようなものなので、今回はきちんと勉強したいなと思っていたのですが、受講学生がほとんど3級の学生で、4級取得を目標にしている人たちだったので(語学堂から、韓国の大学の正規課程に編入しようとする学生は多く、その基準がTOPIK4級)、当然授業も多数派の3級の学生にレベルが合わせられてしまい、どうしても5級の授業を普段受講している私には内容が簡単過ぎてしまい、時間の無駄に感じられてしまったので、途中から行かなくなってしまいました。

最後の模擬試験だけ行って半額返してもらおうと思っていたのですが、授業に行っていなかったせいで、普段の授業時間と試験時間が違うことを知らずに受け損ねてしまいました、、、笑

もったいないことしたなぁ。

授業としては先生も優しくわかりやすいし、丁寧に進めてくれるので、現在の韓国語力が3〜4級くらいで、留学の目標をTOPIKの級取得にする人にはおすすめです。

 

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(TOPIK対策授業で使っていたテキスト。TOPIK直前にはこれで自習していました。)

 

また、ホンデでは1〜4級では(基準はわかりませんが)、必要な生徒に午後補講授業を無料で(!)開講してくれているので、それに出席しなければならない学生は自動的にTOPIK授業には出席できません。

 

 

最後に、私は1学期しか滞在していなかったので対象外でしたが、次学期も確実に進級する学生のうち、成績優秀者は奨学金がもらえます。

最優秀賞 : 1,550,000ウォン (授業料の100%、各級の1等)

優 秀 賞 : 1,085,000ウォン (授業料の70%、各級の2等)

奨 励 賞 : 775,000ウォン (授業料の50%、各級の3等)

誠 実 賞 : 150,000ウォン (授業料の約10%、各級の上位10%以内) 

となっています。実は私はこの『次の学期にも在籍するものに限って支給』の注意書きをよく読んでおらず、奨学金を目指してしまっていたのが誤算なんですけど笑(注意力がなさすぎる)、まあ最終的には5級全体では1位だったと先生が教えてくれたので、満足です(自慢)。まあ、奨学金はないけど。

 

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(最後の修了式で奨学金受給者は表彰してもらえます。)

 

 

 

今回はこんな感じで、私の個人的な観点からホンデを選んだ理由と、軽い紹介も含めて書いてみました!できるだけ期間をあけず、詳しい内容に関する記事もアップするので(ただいま書き途中)、そちらもよろしくお願いします!

 

国語学留学を目指している方の参考になれば♡

 それでは!

 

 

 

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